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回る回るよ時代は回る:カムカムエブリバディ

久しぶりのnoteになりました。
今週から次々とつながりが見えてきた朝ドラ「カムカムエブリバディ」。

安子からるいへ、るいからひなたへ。
たくさんの「つながり」が見えて
何度も胸がいっぱいになりました。
ありきたりの表現だけど。

走り出したひなたの想い

高校時代、やりたいことは何だろうモラトリアムひなたが突然チャレンジして玉砕した回転焼き。毎日コツコツ練習して焼けるようになった。

応援したい人のためならがんばれる。
大切なあの人に届けたい。
うまくなりたい。

気持ちが強いとこんなにがんばれるんだ。

ひなたの右手には火傷であろう痕とばんそうこう。
毎日練習して
指をやけどしたりケガしても諦めなかった。
何をやっても長続きしなかったひなたが!
と親のような気持ちで見守ってしまうんですよね。

アツアツの回転焼き
五十嵐くんへのあったかいエール
きっと届いてるね。

なぜか応援してしまう
夢を語る姿を見て嬉しくなるひなた
これは始まりましたね。
この人を応援したい、
ふたりでひなたの道を歩いていきたい
母、るいと同じ気持ちが走り出してる。

回る回るよ時代は回る

るいが京都に来たあたりから、安子編をなぞるような描写が多くなりました。あんこを炊く、ジョーとの自転車練習、ひなた編になっても次々と。

かつてるいとジョーが初めて一緒に観に行った映画を、
娘のひなたも五十嵐くんと観に行く。

お父さんとの思い出の映画なのよ、
なんてるいは娘には言ってなさそうだけど嬉しそう。

母から娘へ。
二代目ヒロインから三代目へ。
母も娘も大切な人になるであろう人と見た映画。
ずっとずっと繋がってる。

安子も稔さんと見た映画は初代モモケンの映画だった。

初めての映画館デート。
一緒に見たのはモモケン映画。
家でご飯を食べさせてもらう。
オーディションに怖気ずく相手を励ます。
(ジョーはコンテスト)

知らず知らずにひなたも
母、るいの道をなぞってる。

全部知ってるこちらは
どうしても胸が熱くなっちゃうのよ。

そして初代モモケン
二代目モモケン
伴虚無さん

ジョーが頑張ろうと思えたあの映画に
役者さんたちの様々な想いがあった。
こうやって少しずつ過去と今が繋がっていく。

回る回るよ時代は回る
中島みゆきの歌が脳内をぐるぐると回ってます。

五十嵐くん好感度が爆上がり

五十嵐くん、しょっちゅう倒れてて
ジョーに続いて病気ではないのか?と
ネットでは心配する声もあがりましたが
斬られ役の練習だったのね。ちょっと安心。

そんな研究熱心な五十嵐くん
時代劇が好きでたまらなくて
役者になるために東京から京都へ。

映画のチケット譲ってほしくて冗談も真に受けて土下座。
嬉しくて電車の中で思わずニヤニヤ。
お金なくてもひなたにポップコーンを買い
映画に連れて行ってくれてありがとうとお礼。
五十嵐くん、素直だなあ。
もともと真面目でまっすぐな子なんだろう。

最初の「チッ」から好感度が爆上がり。
観てる方が頑張れって応援したくなる。
本郷奏多くん、イヤミな役似合うなあと思ってたけど
だからこそ、本当はいい人、という設定が効いてるんだろな。

後悔と、どんな風に向き合っていくか

伴虚無さんも先代への後悔を抱えてる。
二代目モモケンも先代とのわだかまりが
るいと安子、そして算太も。

後悔とどうやって向き合っていくか
誰しもが抱える想いをどう昇華させていくか
自分と折り合いをつけていくか
これもひとつのテーマなんだろうな。

ついに登場!あの人が!安子に謝れー!(苦笑)

すみれさん、あかにし親子、ベリーこと一子の娘いっちゃんとか、周囲の登場人物もとっても魅力的なのですが、ついに!ついに!あの男が登場!

あやしいおっちゃん もとい
黒須サンタ
算太ーーーーーー!

ダンス、振り付けを仕事にできていたらしいけど、良かったねと一瞬思ったけど、いやいやいやいや。安子に謝れ―――――!と思わず叫んで頭をひっぱたいてやりたくなる(笑)

白髪で眉毛も白くなり、顔にはシワばかりかシミも。
ちゃんと老人だ。
中の人、濱田岳さんもメイクさんもすごいなあ。

こういう老けメイクって、たまに「若い人が頑張って老人メイクしたけどなんか無理がある」みたいな画を見て脳内補完しなくていいのが素晴らしい。

算太は嫌いになっても
中の人は嫌いにならないでください状態(笑)
悪いけど算太はずっと逃げたことを後悔し続けてほしい。

来週(2月28日(月)~)は
算太とるいが繋がるシーンもありそうで
どんな風に算太が向き合うのか
ちょっとドキドキしつつ楽しみでもあり。

どんどん過去と繋がっていきそうで
グッと盛り上がってきた終盤のカムカム鑑賞でありました。

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