FC今治・第30節 ラインメール青森戦　展望

サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します！　展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。

※TOP画像はFC今治公式サイトより引用

前回のホーム戦振り返り

対戦相手・ホンダロックSC
試合会場　ありがとうサービス．夢スタジアム　
試合結果　2-2　引き分け　勝点１
順位　3位　通算成績　13勝11分け4敗　勝点50　得失点差+15

ホンダロックSC戦スタメン（FC今治オフィシャルYouTubeより引用）

短評
前半10分に中央からのパスを左サイドで受け、フリーでペナルティエリアに侵入したロックの坂本選手にそのまま決められ失点。後半25分には、相手GKからのロングボールをそのまま最前線で収められ、追加点を許す。

0-2と劣勢に立たされる中、小野監督は後半17分、背番号10番・有間選手を下げ、９番・玉城選手を投入。

後半29分、左サイドから３番・駒野選手のクロスボールを28番・原田選手が頭で落としたこぼれ球を、７番・山田選手が決めて1-0に。直後の後半30分、玉城選手、山田選手、13番・内村選手とテンポよくゴール前に運び、最後は原田選手が押し込み同点に。

流れを掴んだ今治はその後攻めるもゴールは割れず。2-2のドローとなった。

当日のフットボールパークは、西条の野口太鼓台がかき上げなど太鼓台の勇壮な姿を公開し大いに盛り上がった。途中雨が降る悪天候の中、訪れた観客は3,244人。満員の4,000人超えとはならなかった。

ダイジェスト動画

メディア記事

ＦＣ今治、魂のドロー　ホンダロック戦２—２

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今節・ラインメール青森戦の展望

ラインメール青森は、現在９勝８分け12敗、勝ち点35の13位。直近５戦勝ちなし、３連続引き分けと調子は底をついている感じでもある。

今治と青森のJFLでの対戦成績は、２勝１分け２敗と５分の星。今期のアウェイ戦では前半に２ゴールで優位に試合を進め、後半に１点返されるも逃げ切りに成功。ホームでも先手を取り後半の追い上げをかわしたい。

青森のフォーメーションは４−２−３−１。１トップの萬代選手はJ2仙台、J1磐田でも活躍の長身FW。今季新加入で12得点。４番・園田選手をカード累積で欠く今治がどう抑えるか。

FC今治は課題とされる、ロングボールからゴール前で起点を作られ失点をするパターンをどう防ぐのか？　青森攻撃陣は精度は甘いが、ペナルティエリア付近からのミドルシュートも積極的に打ってくるので要注意だ。

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今節の注目選手

FC今治

６番・中野圭選手
2015年から、FC今治の最終ラインを守り続けてきた男。園田選手を欠く今節では守備のキーマンとなるだろう。今シーズンの特徴であった安定したディフェンスを最終戦でも見せてもらいたい。

14番・桑島選手
桑島選手もFC今治入団から４年目の古株。あと２得点でJFL３シーズン連続二桁得点を達成できるだけに、最後まで貪欲にゴールを狙って欲しい。

30番・長島選手
前節も途中出場があったが、FC今治に復帰してからまだ無得点。その高いポテンシャルをゴールという結果で最終戦の夢スタを沸かせて欲しい。

ラインメール青森

30番・萬代選手
10番・奥山選手
31番・神山選手

青森の注目選手は、すべて元Jリーガー。萬代選手は184cmの長身を生かした１トップで空中戦、DF裏への抜け出しが特徴の得点の匂いのする選手。奥山選手は右サイドバックから、チャンスメイク、攻撃参加までこなすキープレイヤーのひとり。神山選手は、昨シーズンまでプロ生活16年間福岡一筋でJ1出場経験もあり。今シーズンから青森へ移籍のGKだ。

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編集後記

最終戦を今年もホームで迎えるFC今治。J３昇格を決めてから勝利がなく、順位は３位のまま。今節勝利で、２位仙台の結果次第では最終順位を２位に上げることも可能だ。

FC今治はJ3昇格確定後の試合でも、シーズン中の戦いをそのまま継続。今シーズン限りの選手も含めこの１年で積み重ね、成熟させたFC今治の姿をホーム夢スタのファン・サポーターの前で見せて欲しい。（編集部）