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FC今治・第4節MIOびわこ滋賀戦 展望

今シーズンから開始しました、ホーム戦の展望記事。今回も試合当日となりましたが、前節までの振り返りや、今節の見どころなどをお伝え致します! レビュー展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。

※TOP画像はFC今治公式サイトより引用

前回ホーム戦・Honda FC戦の振り返り

試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム
試合結果 2-1 勝利 勝点3
順位 5位 通算成績 1勝1分け 勝点4 得失点差+1

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Honda FC戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)

短評

王者Honda FCとの1戦。まだ本調子と言えないHondaだが、持ち前の組織力と前半は試合の主導権を握り8本のシュートを浴びせるも今治のゴールを破れず。逆に今治は3番・駒野選手、絶妙なコーナーキックからオウンゴールで先制。後半からは今治が主導権を握り、後半13分に10番・有間選手のゴールで追加点で引き離す。

試合終了までのラスト20分ほどは、Hondaが再び主導権を握り猛攻を見せ1点返すも反撃はそこまで。今治が逃げ切り勝利した。今治では28番・原田選手がボールを持ちチャンスメイクをする姿が目についた。得点シーンでは13番・内村選手がゴール前でしっかり持てる技術の高さも見せ、10番・有間選手のゴールとなった。

その他スタジアムの様子

今季初のホーム開催となったHonda戦。フットボールパークの開放やゴール裏南側がホームの応援と昨シーズンまでとの変化もあり大いに賑わったが、観客は満員(4,000人以上)に26名足りない、3,974人となった。スタジアムグルメ、オフィシャルグッズ売り場なども大盛況だったが、ホーム開幕戦ということで、新グッズ販売など非常に混雑した。決済方法など今普及の進むキャッシュレス化など、いわゆるスマートスタジアムへの進化なども今後期待したい。

前節アウェイ戦・ソニー仙台FC戦の振り返り

試合会場 みやぎ生協めぐみ野サッカー場・Bグラウンド
試合結果 1-1 引き分け 勝点1
順位 6位 通算成績 1勝2分け 勝点5 得失点差+1

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ソニー仙台FC戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)

短評

試合会場は雨が雪に変わり、気温も4度と厳しいコンディションでの試合。雨で重くなったピッチでもソニー仙台は繋ぐサッカーを行い、前半19分にソニー仙台のアタッキングサードとなる高い位置、左サイドで22番・上原選手から28番・原田選手へのパスを17番・藤原選手にカットされそのままドリブルからのスーパーミドル(いわゆるゴラッソ!)をもらい失点。対する今治は、前半44分に3番・駒野選手が直接フリーキックを決め同点に。後半は今治が主導権を握るも勝ち越しには至らず、引き分けた。

仙台戦には、27番・橋本選手、7番・山田選手に替わり、20番・岡山選手、新加入のDF26番・平松選手が今季初ベンチ。出場機会こそはなかったものの、チーム内での競争やゲームプランの幅をもたせることを期待したい。

今節・MIOびわこ滋賀戦の展望

MIOびわこ滋賀は、昨シーズン、セカンドステージ第14節でJ3昇格の扉を閉ざした因縁の相手。しかし両チームとも新加入選手がスタメンに多く、同じチームではない状態となっている。滋賀の開幕戦の様子(JFL Official Channelより)や、第2節マルヤス戦でシュート数0というスタッツを見る限り、今治の3節までの対戦相手よりは1枚落ちる印象。

FC今治的にはホーム戦でリーグ中位の相手、滋賀は自身のホーム戦で勝ち点を稼ぐタイプのチームだけに、ここはきっちり勝ち点3を積み重ねたい試合だ。

今節の注目選手

FC今治

10番・有間選手
前回のホームでもコンディションの良さを見せ、今週の練習でもキレのある動きを連発。このあたりで複数ゴールも見たい。

28番・原田選手
前回ホームに引き続き、原田選手をピックアップ。シーズン開始4試合目。厳しいコンディションでのアウェイも経験し、コンディションも気になるところ。7番・山田選手のコンディションにもよるが出場ポジションがDFなのかMFなのかも注目したい。

29番・飯泉選手
ホーム戦展望編集部3名ともが、今長い時間でプレイが見たい! と熱望する選手。中盤と13番・内村選手、10番・有間選手の連携成熟も重要だが、飯泉選手が見たい!

26番・平松選手
4月5日に23歳の誕生日を迎えたフレッシュな大卒新人。5番・太田キャプテン、4番・園田選手という実績もあるベテランから出場機会を奪うことができるのか? 身長173cmと小柄ながらも闘志あふれるプレイスタイルは、今治のカンナバーロと呼ばれる選手になるのでは? とあっきー氏イチ押し。

MIOびわこ滋賀

11番・坂本選手
3番・菅谷選手
8番・志水選手

MIOびわこの得点源といえば、11番・坂本選手。日本代表の乾選手が3年生のときにセクシーサッカーの異名をとった野洲高校に入学。2年生からチームのエースストライカーとしても活躍した選手。昨シーズンも15ゴールをあげ、そのうちの1ゴールはFC今治戦でのもの。坂本選手にボールが供給されるシーンが増えると驚異だ。

3番・菅谷選手はフィジカルサッカーのいわてFCより新加入。今治の攻撃陣をどう封じるのかも見どころ。

8番・志水選手は前述、野洲高校2年のとき高校サッカー選手権の優勝メンバー、乾とは同級生。2011年にFC今治の前身・愛媛FCしまなみに所属した選手で、あの全国地域サッカーリーグ決勝大会(現在の全国地域サッカーチャンピオンズリーグ)辞退を経験している。昨シーズンに続き、大観衆で沸く夢スタに何を思うか?

編集後記

マッチレビューや試合展望を語り合い、このようにまとめるとJFLというリーグのもつ魅力にまで気づいて、とても深くFC今治を楽しむことができている気がします。選手、対戦相手をリスペクトし、選手ひとりひとりの背景を知ると、もうそこはJFL沼。抜け出せない! そして今回の編集部で出た結論は、『JFLは魔境』でした。

魔境を抜けてJへ! 行くぞJ!

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