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FC今治・第20節 ヴィアティン三重戦 展望

サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します! 展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。

※TOP画像はFC今治公式サイトより引用

前回ホーム戦・ヴェルスパ大分戦の振り返り
試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム 
試合結果 1-1 引き分け 勝点1
順位 2位 通算成績 9勝8分け1敗 勝点35 得失点差+11

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ヴェルスパ大分戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)

短評

背番号13・内村選手が出場停止、1番・修行選手は怪我という状況でどういう選手起用がされるのか注目されたが、14番・桑島選手・9番・玉城選手のツートップ、サイドハーフ左に10番・有間選手、右に28番・原田選手、キーパーは31番・岡田選手が起用され、おおよその予想どおりの形となったイレブン。※1

前半は、桑島選手がキーパーと1対1のチャンスをクロスバー直撃、その他にも、3番・駒野選手有間選手原田選手がシュートを放ち猛攻を見せる。39分に桑島選手からのボールを原田選手が決め先制する。

後半開始直後の4分。大分は瓜生選手のフリーキックを頭で合わせて同点に。今治は前半の猛攻が鳴りを潜め、試合は互いに攻め合う展開になるも決め手を欠き1-1のドローとなった。

観客動員は土曜開催の影響もあってか、2,353人と低調。フットボールパークはキッズデーで、ゆるキャラも登場と試合前の賑わいはいつもどおりだっただけに、スタジアムに入った際の空席感と観客数は意外だった。

試合中、チャンスに起こる「ゴール・ゴール今治!」のコールでスタジアムに一体感が生まれるのは、観客数ではなく、熱心なファンが増えてきている証と感じた試合でもあった。

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今節・ヴィアティン三重戦の展望

現在7勝5引き分け7敗、勝ち点26でリーグ8位の三重。戦力的には先週対戦した大分と同じJFL中位のチームと判断して良いだろう。今シーズンのデータから、失点が少ないが、得点も少ない。というFC今治と似たような傾向をもつ点も留意しておきたい。

今シーズンは10節にアウェイで対戦。試合では、有間選手が自陣センターサークル付近からのドリブルで独走した勝ち越しゴールを含む2得点で勝利。試合展開も終始優位に進めていただけに、ホームでの今節も勝利を期待したい。

リーグ戦の今後を占う意味でも首位のHonda FCと現在勝ち点7。今治としてはこれ以上離されるわけにはいかず、勝ち点3はマストの課題といえる。

三重は前回の対戦から、FWとMFを補強。前節の松江戦でもそのふたりが活躍といい効果を出している。前節の中継映像からも、ロングボールやサイドからのシンプルな手数をかけない攻撃もよく行うのでその点は今治守備陣は注意したい。

今治は、ボールを保持するのはいいのだが、持ちすぎているきらいもあるので、前節大分戦の前半に見せた、ワンタッチの速いパス回しや、ショートカウンターのようなシンプルな攻めも増やしてゴールを狙って欲しい。


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今節の注目選手

FC今治

27番・橋本選手
フル出場が増えてきて、優勝争いには欠かせないピッチの中でゲームをコントロールできるベテラン。攻撃のスイッチを入れるボランチとして、シンプルに縦に速いボールを供給するところが見たい。

13番・内村選手
前節は、カードの累積で出場停止。逆にそれをリフレッシュと捉えて、今節はゴールを期待したい。最前線でのポストプレイや収めたボールをロストしない強さはチームのストロングポイントだ。

28番・原田選手
前節も1ゴールと活躍。今節も同じサイドハーフで攻撃陣としてスタメンならば運動量、積極的にゴールを狙う姿勢に期待したい。


ヴィアティン三重

18番・塩谷選手
20番・森主選手
10番・北野選手

塩谷選手は、今シーズン関西大学からヴィアティン入りしたルーキーながら、現在チーム得点王。怪我で前節出場がなかったが出場するようなら、塩谷選手のサイドを沈黙させることが重要になるだろう。森主選手も塩谷選手と同様に関西大学から加入のルーキー。中盤の底でプレイするキープレイヤーのひとりだ。

FWから北野選手に注目。今季3ゴールの数字はさほど驚異に思えないが、チーム内でFWのファーストチョイスとなるにはそれだけの理由がある。決定的な仕事をさせないように封じ込めたい。

※1:フォーメーションの記述を公開時には

10番・有間選手、14番・桑島選手のツートップ、サイドハーフ左に9番・玉城選手、右に28番・原田選手

と記載しておりましたが実際は

14番・桑島選手・9番・玉城選手のツートップ、サイドハーフ左に10番・有間選手、右に28番・原田選手

でした。お詫びの上修正させていただきます。(9/8 am7:00 ラッキィ)

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編集後記

負けないけど勝てない。3試合連続引き分けとなった先週のヴェルスパ大分戦。スタメンがほぼ固定の中、シーズンも残り11試合。負けないことは評価に値するが、勝ちに行くための選手起用や、戦術的に幅のあるプランBの姿も見てみたい。

優勝してJ3へ! この目標のためにはもう敗戦は許されない状況なだけに、今節は強い意志の元、ホーム夢スタのファンの前で勝利を見せてもらいたい。2周年となる夢スタで、勝利の歓喜を!(編集部)

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