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1週間VR体験実験 概要

皆様ごきげんよう、今回は以前行った実験企画「72時間VR体験実験」を更に長くした168時間、1週間VR体験実験の概要を説明していきたいと思います。
前回の実験と内容的に被る部分も多いですが変更点も幾つかあります。

今回の実験では同伴者を募集します。
また、研究協力として物資を募集します。
詳細は目次から参照をお願いします。

尚、前回の72時間VR体験実験の記事は以下になります、読んだことが無い方は是非ともご一読下さい。

【注意】
今回の実験は可能な限り身体面、精神面の安全を考慮して行っています。
参考にして実行した際の責任は一切取りかねますので予めご了承下さい。
また、実験に同伴、研究協力の際起きた問題及び責任の一切を負いかねる事を重ねてご了承下さい。

時間設定について

前回が72時間、3日間の実験だったのですが、今回はその倍以上の168時間、一週間の実験になります。
これは単純に1週間という期間がキリが良かったというのと、前回72時間行った際に「もう少し条件を見直せば1週間くらい楽にできるな」と思ったからです。
実の所、前回行った実験は失敗をすることが半ば前提にあったのですが、思いのほか楽にこなせたので反省点さえ克服してしまえば問題は無いと踏んでいます。

また、3日間では初日、最終日がどうしても現実世界のデータが混じってしまうので獲得データにノイズが入ってしまうというのが問題でした。
今回は初日、最終日を含めなければ5日間丸々VR内でのデータ修得が可能になり、より詳細な考察が可能になります。

条件設定

実験期間は日本標準時(JST) 2020/05/02 21:00:00~2020/05/09 21:00:00までになります。
前回と同じく、なるべく暇にならないようにGW期間中を実験期間にしたいと思いこの日付にしました。
また、Vket4開催に合わせる事によって更に暇を潰せるのではないかという目論見もあります。

今回プレイするコンテンツは前回と同じくVRChatになります。
参考までに、ギネス記録36時間記録保持者がプレイしていたのはペイントソフト「Tilt Brush」、42時間記録保持者はオープンワールドRPG「SkyrimVR」、そして50時間記録保持者は映像コンテンツ再生ソフト「PowerDVD」をプレイしていました。

使用機材はValve index フルセット、勇夢将士さん製作のVRsatileプロトタイプ、VIVEトラッカー×3を使った6点トラッキング、所謂フルトラ環境になります。

1個364円、2000mAhのHI-DISC製バッテリー10本をスイッチして使い回し、24時間体制でバッテリー切れを起こさないようにしてプレイをします。

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前回も世話になったバッテリー、今回も特に問題なく仕事をこなすでしょう

ギネスを参考にした設定

こちらも前回と同じく、ギネス記録に従い、1時間に5分、食事、トイレ等の休憩を行っても良いという形で行います。

前回と違い風呂にはしっかり入ります。
早坂信哉著 最高の入浴法~お風呂研究20年、3万人を調査した医師が考案 を参考に就寝1~2時間前、40度の湯舟に10分~15分程浸かる事を大前提に時間を組み立てます。
体や頭を洗ったりで大体10分~15分程かかり、体の水分を拭くのに10分程かかると想定して40分、少し多めに見積もり1日1回45分の風呂に入る時間を設けたいと思います。

これは前回の実験の反省として、風呂に入る事はVRを使用するにあたり肉体疲労等の面からかなり重要な事であり、前回と違い1週間という長期間に及ぶ事から衛生面における問題を無くすという点で重要になります。

また、なるべく現実世界と対等な条件で比較をしたいという思いもあります。
現実と仮想現実において差を作ってしまうとそれだけ実験結果にノイズが入ってしまいます、風呂に入れないせいで肩こりになったり腰を痛めたりしてしまっては目も当てられません。

睡眠についても、前回と同じくVRHMDを付けたまま寝る所謂VR睡眠をしたいと思います。
今回は風呂に入るという事も相まって睡眠の質の劇的な改善が見込めるのではないかと思われます。

前回と同じく、ギネスはあくまで参考にしただけであり、厳密にはギネス記録と同一の条件という訳ではありません。

また、以下のやむ得ない事態には例外的にVRHMDを外します。

・Steam VRやPCが何らかのエラーを起こしてしまった時
・下痢等、体調が著しく悪化した時
・地震等、自然災害が発生した時
・来客が来た時

恐らく来客は無いと思いますが、今回は前回と違い1週間なので無いとも言い切れません。

食事、水分補給等について

前回の実験における飲食は大塚製薬のカロリーメイトとポカリスエットで行っていましたが、これは大きな間違いでした。
まず、主食にしていたカロリーメイトは2日目で飽きてしまい、ポカリスエットに関しても甘すぎたせいか飽きが早く来ました。

前回の反省を生かすべく、飲料に関しては利尿作用の強いお茶やコーヒー系を避け、甘すぎないイオンウォーターを中心にしたいと思います。
また、栄養不足になる事や飽きを避けるため柑橘系ジュースや野菜ジュースを用意したいと思います。
飲酒は実験の妨げになるため行ないません。

食料に関しては、カロリーメイトは恐らく今回も用意するとは思いますが、他にも食料品を幾つか用意しておきたいと思います。
冷蔵庫であればトイレ休憩中等に無理なく行けるので、以下の条件の食料をバリエーション豊かに用意する事にします。

・冷蔵もしくは常温にて長期保存可能
・素手で簡単に食べられる
・VRHMDを被っていても食べるのに苦労しない
・栄養を考え、炭水化物だけではなくタンパク質等も重視する
・塩気、甘味、苦み、酸味、辛みの強い物をなるべく豊富に用意する

後述しますが、これらの食料や飲料を今回はamazon欲しい物リストの機能を使い研究協力という形で集めたいと思います。

バ美肉をした状態で行う

前回と明確に違う部分になります。
アバターによる認識の違いや肉体との乖離現象をより明確にするため、普段使用しているアバターではなく美少女アバターを使用して実験に臨みたいと思います。
バ美肉、即ちバーチャル美少女受肉をした状態で行っていきます。

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使うアバターはこちらになります、このアバターは論理的に可愛いを研究した結果出来上がったアバターです、詳細は下記記事を参照。

その他の条件設定

Xiaomi Mi Smart Band 4による心拍数トラッキングと睡眠トラッキング機能を用いて、健康状態を記録します。
この記録は実験終了後、記事にまとめておきたいと思います。

可能な限り細かく実験中の動画を撮影し、経過報告と記録に努めます。

実験に関する呟きは「#1週間VR体験実験」のハッシュタグを付けて行います。

デオコが研究支援物資として届いたので、風呂に入る際はこちらを使う事にします。

生存確認を兼ねて、VRChat in HereによりTwitterにて行動ログを残しておきます。
ただし、前回と違いfriend onlyのインスタンスに関しては通知を切ります。
また、何かの拍子でVRChat in Hereが機能停止する事がありますので、その際は極力早く復旧に努めます。

前回と同じく、実験を通してなるべく多くの人と接触を図りたいので、ワールドはPublic、Friend+、friend onlyになるべく居る事にします。

同伴者募集

今回の実験に際して、実験期間中に72時間以上連続でVR体験実験を行ってくれる同伴者を募集します。
168時間一緒に居る必要はありません、勿論72時間以上連続で実験をして頂いても構いません。
詳しい要件は下記になります。


・実験期間中、72時間以上連続ログインが可能
・3点トラッキング、もしくはフルトラッキングでVRモードが可能な方
・上記「ギネスを参考にした設定」を満たせる方
・参考設定以外に付帯条件を付ける事も可能
Xiaomi Mi Smart Band 4を持っている方推奨、無くても構いません
・note記事やブログ等にて条件設定を明確にできる方
・実験終了後、結果等をnote記事やブログ、Togetter等にまとめられる方
・実験中、飲酒をしない方

その他詳しい質問事項についてはTwitterにてDMで受け付けています。
参加表明もDMにてお願いします、共に手を携えて実験を楽しもうではありませんか。

一応の条件はありますが、そこまで厳しく事に当たるつもりはありません。
あくまでも比較や対象実験、暇つぶしが目的です。

また、同伴者が集まらなくても実験は遂行します。

現在同伴者は1名、同じく1週間の期間VRに連続ログインし続ける方が立候補してくれました。
実験期間や条件設定の細部が私とは異なります、ご確認下さい。

研究協力物資募集

食料、水分補給等についてでも伸べたように、今回は研究協力という形でamazon欲しいものリストより食料や飲料、その他使えそうなものを募集いたします。

長期実験を行う際、なるべく食料のバリエーションを増やし、ストレスを抱えないようにするのが主な目的となります。
内容が被りますが、募集したい物の主な要項は以下の通りになります。

飲料
・利尿作用の強いお茶、コーヒーの類は避ける
・カフェインの入っていない物
・酒類以外

食料
・冷蔵もしくは常温にて長期保存可能
・素手で簡単に食べられる物
・VRHMDを被っていても食べるのに苦労しない物

その他の使えそうな物は欲しい物リストを編集可能にしておきたいと思います。

返礼という程ではありませんが、協力物資を送ってくれた方は実験終了後レポート記事内にて名前、TwitterID、送ってくれた支援物資、コメント等を記載させて頂きたいと思います(発送者が分からない場合、申し訳ありませんが送られてきたという記載のみになります)

実験の際消費しきれなかった食料等については後日、責任を持って食べさせていただきます。

また、協力物資が集まらなくても実験は遂行します。

あくまでも実験、エンタメ重視

前回の挑戦と同じく、ギネス記録は参考に過ぎず、あくまで実験のため、エンターテイメント性を重要視した物になります。
なので、ルールや条件を定めたものの割とゆるい気持ちでやっていきたいと思っています。

コンセプトが崩壊してしまっては企画の意味がないので極力厳守はしますが、細かい所は大目に見て頂けると幸いです。

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