東京と比較！大阪で不動産投資を行う4つのメリットとは？：ルシオンアンドカンパニー

2020年12月17日 21:04

不動産投資に成功するためには、どこの地域で投資を行うかも重要です。
前回、お伝えしたとおり、大阪は不動産投資に適したエリアです。

なぜ、大阪は不動産投資を行うのに向いているのでしょうか？
今回は、大阪で不動産投資を行うメリットについて紹介していきます。

全国的に見た大阪で不動産投資を行う2つのメリット

全国的に見て、大阪で不動産投資を行う主なメリットは、以下の2つです。

・人口流入数が多く、賃貸需要が高い
・地価が上昇傾向にあるため、売却益を狙いやすい

ここでは、それぞれのメリットについて、説明していきます。

大阪は、人口が多いだけでなく、人口の流入数も多くなっています。
総務省統計局の「住民基本台帳人口移動報告　2019年（令和元年）結果」によれば、2019年の人口流入数で、大阪市は第2位となっています。

画像引用：総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告　2019年（令和元年）結果」

人口流入数が多いということは、それだけ新しく住む部屋を探す人も多いということ。
賃貸需要が高くなるぶん、人口流入数の少ない地域に比べて、空室リスクが低くなります。

大阪市では、地価が上昇傾向にあります。
大阪市都市計画局の「令和2年都道府県地価調査結果について（大阪市）」(PDF)によれば、各区の地価の上昇率は以下のとおりです。

画像引用：大阪市都市計画局「令和2年都道府県地価調査結果について（大阪市）」

大阪市24区のうち、令和2年に住宅地で地価が下落したのは5つの区のみ。
市内全域で見ても、0.3ポイントの上昇です。

地価が上昇すれば、その土地に建つ不動産の価値も高くなります。
価値が高くなったところで物件を売れば、売却益が得られます。

大阪での不動産投資は、東京と比べても、以下2つのメリットがあります

・物件の販売価格が安い
・利回りが高い

ここでは、それぞれのメリットについて、説明していきます。

大阪は、東京に比べて、物件の販売価格が安くなっています。
不動産情報サイトの「HOME4U（ホームフォーユー）」に掲載中の、東京23区（東京都）と大阪市（大阪市）、それぞれの中古マンションの平均価格は以下のとおりです。

このように、大阪は東京より物件価格が安いぶん、不動産投資に参入しやすくなっています。

大阪は、東京に比べて、物件の利回りが高い傾向にあります。
日本不動産研究所の「第42回不動産投資家調査（2020年4月現在）の調査結果」(PDF)によれば、東京と大阪、それぞれの賃貸住宅一棟の期待利回りは、以下のとおりです。

・東京都・城南地区…4.2%
・東京都・城東地区…4.5%
・大阪市…4.8%

※日本不動産研究所「第42回不動産投資家調査（2020年4月現在）の調査結果」から一部引用

このように、大阪市の期待利回りは、東京都より0.3～0.6ポイント高くなっています。

東京と比べて、大阪で不動産投資を行うことには、以下2つのデメリットもあります。

・人口流入数が少ない
・家賃が低い

ここでは、それぞれのデメリットについて、説明していきましょう。

大阪市の人口流入数は、東京特別区より少なくなっています。
とはいえ、これはあくまで、東京と比べた場合のデメリットにすぎません。

大阪市の人口流入数は、東京特別区に次ぐ2番目です。
大阪近郊に住んでいるのなら、あえて土地勘のない東京で不動産投資を始める必要はないと言えるでしょう。

大阪は、東京に比べて、物件の家賃相場が低いため、毎月得られる家賃収入も少なくなってしまいます。

ただし、不動産投資で重視すべきなのは、家賃収入の額よりも利回りです。
なぜなら、家賃収入が多くても、物件の購入価格が高ければ、投資額の回収に時間がかかってしまうからです。

大阪は、家賃の相場こそ東京より低いものの、利回りは東京より高くなっています。
東京で不動産投資を行うよりも、投資額の回収が容易なので、効率的に資産を増やせます。

大阪市は、全国でも2番目に人口流入数が多く、そのぶん賃貸需要も高くなっています。
東京と比べて、物件の販売価格が安く、利回りも高いぶん、全国的に見ても、不動産投資を行うのに適したエリアだと言えるでしょう。

さらに、不動産投資を大阪で行うべき理由は、これだけではありません。
次回は、投資家にとって追い風となる、大阪の不動産投資事情について説明します。