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ほくろの観察から判った男女の違い

 人間の顔を注意深く観察していると、そこからは様々な考察が引き出せる。筆者は一時期人間の顔のほくろの配置を観察していたのだが、いくつかの知見が引き出せた。

 例えば車を良く運転する人は顔の右側に明らかにほくろ(及びシミ)が多いように見える。これは日本が右ハンドルの国だからだろう。運転中に差し込む紫外線は結構多いので、窓に面している右側にほくろが多くなるようだ。

 あまり指摘している人は見たことがないが、興味深い見解もある。どうにも顔の可動部(ほうれい線など)の上にできるほくろは巨大化し易いようである。これは組織が動くことによって細胞が刺激されるからだろうか。

ほうれい線の上のほくろの例

 さらに興味深いのは、筆者の観測範囲内ではこの傾向が女性に見られることである。どうにも、女性の方が顔の表情筋を動かして生きているのではないか?という考察が引き出せる。

 男性の場合は確かにあまり顔の表情筋を動かさない傾向が強い。特に筆者の周囲の人間はASD傾向が強いためか、その傾向が強い。会話の情報量自体は多いのだが、ほとんどが文字情報で、表情が占める割合が低いことは間違いない。というか、まともに相手の顔を見てないし、ブログとそう変わらない気がする。

 この点、女性はやはりエモーショナルだと思う。平板な表情で話している人は少ないし、大笑いは少ないが、コミュニケーションとしての笑いは多いかもしれない。

 視覚情報からはいろいろなものが読み取れる。ネットだけでは難しだろう。情報社会であっても対面が重要なのはこのためである。

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