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【2020年版】セブ島でお金を下ろしたい方必見。おすすめのATMと各銀行の引き出し上限額

【最終更新】2020年4月4日

セブ島でふとディスクトップPCを購入したいなと思い立ったある日。

近くのショッピングモールに下見を兼ねて寄ってみたところ、
現金払いだと60,000万ペソ(約13万円)くらいで買えるとのこと。
しかも、その日が連休の最終日ということもあってか、さらに値引きをしてくれるとのことで、急いで銀行のATMに向かいました。

休みの日のショッピングモール内にあるATMは結構混んでいて、10分程並びようやく自分の番に。
手持ち分と合わせると、あと5万ペソを引き出す必要があったため、ATMに50,000PHPと入力したところ…

画面には「エラー表示」が、、

そう、その時初めて知ったのですが、
フィリピンのATMには各銀行ごとに1回の引き出し上限額が決められていて、まとまったお金を引き出すには注意が必要なのです。

しかも、そのATMの1回の引き出し上限額は10,000PHPとのことで、5回も操作を繰り替えさなければいけませんでした。
後ろを振り返ってみると、並んでいる人たちの冷たい視線も感じましたし、パソコンを購入した喜びよりも思い出に残っている体験となっています。

【追記】記事を見て頂いた方から嬉しい感想を頂きました!

1.フィリピンのATMには引き出し上限額がある

前置きが長くなりましたが、フィリピンのATMには1回で引き出せる上限額と1日の上限額がそれぞれ決まっています。

1回の上限額は10,000PHPから40,000PHPまで。
1日の上限額は50,000PHPから75,000PHPとなっています。
※2020年4月1日現在

まとまったお金が必要であれば、おすすめはHSBCです。
1回の上限額がフィリピン最大の40,000PHP、1日の上限額も75,000PHPとなっています。

それでは、各銀行別の上限額について見ていきましょう。

2.BDO(Banco De Oro Unibank)

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BDOのATM上限額はこちらになります。

・1回の引き出し上限額:10,000PHP
・1日の引き出し上限額:50,000PHP

ATM設置数も多く、街中やショッピングモール内でよく見かけるBDOのATMですが、1回の上限額は10,000PHPと、紹介する3社の中では最低金額となっています。

3.BPI(Bank of the Philippine Islands)

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BPIのATM上限額はこちらになります。

・1回の引き出し上限額:20,000PHP*
・1日の引き出し上限額:50,000PHP

※BPIは金額ではなく最大40枚という枚数でカウントされます。
※ATM内に1,000PHPがあれば最大40,000PHPが可能ですが、500PHPで引き出しされる場合も多いため、20,000PHPと記載しています。

BDOと並びATM設置台数も多く、赤く目立つATM機器が特徴のBPI。
1回の上限額は安定の20,000PHP以上と、普通に生活している分には問題ないATMとなっています。

4.HSBC(The Hongkong and Shanghai Banking Corporation)

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HSBCのATM上限額はこちらになります。

・1回の引き出し上限額:40,000PHP
・1日の引き出し上限額:75,000PHP

フィリピンにある銀行の中で、最大の引き出し上限額を持つHSBC。
1日に60,000PHP以上の引き出しが必要な場合は、このHSBC一択になります。

ただ、そんなHSBCの大きなデメリットは、ATM設置数が非常に少ないこと。支店はマニラとセブ、それぞれ一箇所ずつしかありません。

5.セブ市内にあるHSBC Cebuの場所

セブ島のHSBCは、アヤラモールのRustan's(ルスタンス)から見て、道を挟んだ反対側の建物内にあります。

以前は、建物の正面側にあり、アヤラモールからもすぐ見つけることができましたが、現在は同じ建物内の脇側(サマーループ通り)に移動していますので、ご注意ください。

窓口の営業時間は平日9:00~16:00ですが、ATMは24時間利用ができます。

6.まとめ

フィリピンのATMは銀行によって1回の引き出し上限額が異なります。

少額の場合はあまり気にすることもないかもしれませんが、国際キャッシュカードによる引き出しは、ATM手数料が毎回500円ほどかかりますので、大金が必要な場合は銀行を選んで利用しないと、結構な額を損してしまいますので注意が必要です。

何かご質問などありましたら、お気軽にTwitterのDMよりご連絡ください。


サポート頂いた資金は、フィリピンの課題の一つでもある貧困解決への活動資金に充てさせていただきます。私ができることはあまり多くありませんが、せめて身近にいる人から少しでも豊かな生活を送ってもらえるように、活動していきたいと考えています。