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こども達から大好評!バスボムワークショップ@つむぎや夜まつり

顧問の赤穂です。
つむぎやオープンマルシェから2か月。
シン・創造部の次のターゲットは、7月27日(土)の「つむぎや夜まつり」になりました。
私たちにとって、学校から徒歩で行ける場所でこんなに大勢の人が集まるイベントがあることはとてもありがたいこと!
実践の場として、チャレンジし続けています。

さて、今回の夜まつりに向けて作戦会議...
前回は、「ボードゲーム」を使った遊び場を提供して、100名を超える方に遊んだり、見ていただきました。
その経験もあり、次もボードゲームか?という話もでましたが、ここは挑戦の場。
ということで、ものづくりをテーマにし、かつ顧問の先生に金型を得意にしている先生がいることから、入浴剤を型にはめて成型する「バスボムづくり」に取組むことにしました。

テーマが決まったら、早速試作です。
材料は10代らしくインターネットから情報収集…
どんな経緯で材料を決めたのか、実はよく知らず、気づけば必要な材料と道具がリストアップされていました。(おそらくこんなページを参考にしたと思われます↓)

そして、試作!
これも上の手順を参考に材料を配合し、実際にやってみる。その過程で、インターネットではわからなかったことがわかります。
やっぱり、ものづくりは三現主義です。

今回のポイントは、無水エタノールの分量(これは直前までこじらせることに)と岩塩の加工でした。
岩塩は、入浴剤としての効果を高めるために配合するのですが、これが市販のものをそのまま入れると、結晶が大きく、溶け切らないことがわかりました。これは踏んだら痛い!

みんなであーやーこーやと試行錯誤


他にも、材料を変えてみたり、いろいろ試してベストな材料と分量を決定しました。

バスボムの材料を試行錯誤しながら、並行して取り組んだことが型作り。
型作りは、部員のスキル向上も兼ねて、3Dプリンタで造形を予定していました。しかし、実際に想定しているサイズを製作するのに7時間もかかることが判明!(僕の知識不足でもあります💦)

これはそもそもエラーで停止してました(^^;;


ただ、どうしてもこの日に、材料チームが試行錯誤した配合をリアルなサイズで確かめたかったので、やむを得ずレーザー加工機で3㎜厚アクリル板を10枚カットし、重ね合わせて型をつくることに。
・・・
作ってみて気づいたことですが、四角の板をカットするとバスボムとして成型したいカタチがそのまま端材として出てくることがわかりました!
急遽、端材にデザインを施し、キーホルダーを製作。まさに棚から牡丹餅。

初号機の型

今回はオリジナルの方を4パターン作りました。
加工はレーザーですが、デザインはレーザー加工機の都合でillustratorを使用しました。(部員は、canva教育版を使えますが、今回は封印)


慣れないIllustratorに四苦八苦
万能レーザー加工機

このバスボムワークショップの他に前回も用意したソフトドリンクも準備。

実際にワークショップを運営するとなると、準備は他にも
〇釣銭の準備(価格の設定によって煩雑さ倍増)
〇店舗掲示物(だれが、なにを、いくらで提供しているか)
〇シフト
〇イスや机などの備品
〇混雑時の予約方法
〇在庫管理
〇ゴミ袋
など…

そうして迎えた当日。
夜まつりといいつつも準備は15時からで、西日の暑さが刺さります☼💦


酷暑の中、汗だくで学校から会場まで机や椅子を運びました。

場所は、前回のASAHI遊(元銭湯)から変わって南海泉佐野駅から30秒の広場という好立地!しかも出入口前でした。(若者たちで盛り上げてくれよ、というメッセージかな笑)

さて、始まりはいつもの「本当にお客さんは来てくれるのか」という不安をみんなで共有するところから(笑)
そんな不安も数分で消し飛びました。
最初のお客さんは卒業生が来てくれました!
貴重な仕事休みやバイトの直前にも関わらず、足を運んでくれました。
ありがとう!!
その後も、始まりの不安を消し飛ばすように続々とお客さんが来てくれました。


3歳ぐらいのお子様から小学生、大人の方々まで幅広い年齢の方々に楽しんでいただけました。
そして、嬉しいことに当日来場してからワークショップに参加することを決めてくれた方がほとんどで、みなさん「楽しそう」だったからという理由でした!偶然にも選んでいただき有り難い限りです。

想定は20回の予定でしたが、その予想を大きく上回る結果となりました!

そして、最も心強かったのはこのワークショップに向けた準備と当日の運営を部員の力で乗り切ったこと。
実は、当日まで部の運営でも少し不安定な時期があり、どうなるかなと心配していましたが、当日のトラブルにも対応し、見事やり遂げました。

トラブルにも臆することなく対応していたことに成長を感じました。

今回も貴重な機会を頂きましたバリュー・リノベーションズ・さの の皆さんには感謝申し上げます。
また、声をかけていただいた出店者の方々、お土産までいただきありがとうございました。

次の取り組みに向けて夏休み中も活動中です。
今後も応援よろしくお願いいたします。

全部終わってからお土産争奪戦!


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