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夫がついにキレる

連日のように息子が泣きながら、死にたいと暴れていました。それを見て一緒に泣いてしまう私。

五月雨登校になり、夫は「俺は学校に行かないなんて理解できない」と私に言っていました。それでも息子のことが心配だったんでしょう。初めて学校を休んだ日、仕事途中で家に帰って息子の様子を見に帰っていました。息子は逃げるようにしてリビングから自分の部屋に行ったそうです。

しかし夫は死にたいくらいつらい息子のことを理解できずに、ある日の午前4時頃、いつもにように泣いて暴れる息子の部屋に入り
「出てこい!、今から一緒にでかけるぞ、そんなに死にたいなら死ににいくぞ」と叫びました。
息子は勢いよく自室を飛び出し、外にでました。
夫は胸ぐらをつかんで、車に押し込もうとしますが、息子はそれをはねのけ、逃げだしました。とても寒い日でしたが、もちろんジャンバーも何も着ずに。

私は、あーもう駄目だ、息子はどこかで飛び降りてしまうかもしれない、警察に電話しようとすると、夫が冷静になり、探しに行ってくると。
まもなく息子は帰ってきてくれました。

心配した弟も起きてきて、ひと騒動した事件で、今でも忘れることができません。


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