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アンチエイジング温泉~2017.1.17大川温泉貴肌美人の湯

福岡県大川市、筑後平野の真っただ中、周辺は民家や畑。とても名湯があるように思えない。そんな立地に大川温泉はあった。
ロッジハウス風な、それでいて南国リゾートのような雰囲気もある。
至る場所に温泉の効能を知らしめる展示が並んでいる。不思議な空間だ。
券売機で県を買い浴場に進む。中へ入ると木材のような香りが漂っていた。檜風呂というわけではなく、モール臭というらしい。太古の植物が温泉に溶け込んだモール泉と呼ばれる温泉である。
さらにはフルボ酸というアンチエイジング効果のある成分も、こちらの温泉には含まれているらしい。
湯は茶色に近い緑色で入るとスベスベとした肌触りである。メタケイ酸も多く、美肌効果が高そうである。
外の露天風呂へ行くと冷泉と交互浴できるようになっていた。ただ冷泉は狭く2,3人で満杯になってしまうため、思い通りに交互浴できないのが難点だ。また、薬風呂があるなど充実していた。

湯上りに売店によるとこちらの温泉がペットボトルに詰められて売られていた。2Lペットボトルで、定価800円とかなり強気な価格設定。なんと290円に値下げされていたが、買う気は起きなかった。
しかし、こちらは福岡有数の温泉であることは確かである。

その晩、久留米市の大善寺玉垂宮で行われた鬼夜という火祭りを見に行った。
境内で直径約1メートル、長さ約13メートルのたいまつが6本も同時に燃やされる光景は圧巻であった。

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