今更なK-POP#07. 雨が降ったらラララ♪降らなくてもラララ~♪
ちょっと昔のK-POPをご紹介する「今更なK-POP」。第7回目の今回は、비(ピ/Rain)の 『La Song』 です。
最新情報は一切ございません。
K-POPに詳しい方は「そういえば、こういう曲もあったよね。今聴くのも悪くないね」といった感覚で、韓国語を勉強中という方は学習の一環としてお聴きいただければと思います。その他の方は、とりあえず聴いてノリノリになりましょう。
비(Rain): La Song(MVバージョン)
비(ピ)は日本をはじめとする海外でも活躍する歌手・俳優で、La Song は2014年1月に発表された楽曲です。
비 は「雨」という意味で、日本語表記では「ピ」を使っていますが、実際の発音は「ピ」よりも「ビ」の方が近いです。
なぜここでそんなことを言うのかというと、「血」という意味の単語、피 を「ピ」と発音するためです。つまり、気をつけないと、雨ではなく「血」と言ってしまっているかもしれません。
피(ピ):血
비(ビ):雨
受験生禁止曲
ご存じだとは思いますが、韓国は日本以上の学歴社会で、大学入試はこれからの人生を左右する(最も?)重要な行事のひとつです。
そんな韓国では、수능 금지곡(スヌンクㇺジゴッ)と呼ばれる曲があります。수능 は「入試」、금지 は「禁止」、そして 곡 は「曲」という意味で、「受験生は聴いてはいけない曲」のことをいいます。
수능(スヌン):修能(「修学能力試験」の略で、大学入試のこと)
금지(クㇺジ):禁止
곡(ゴッ/ゴック):曲
受験生がなぜ聴いてはいけないかというと、一度聴いてしまうと、頭の中で繰り返し何度も流れて、勉強に集中できないからだそうです。
そして、この Rain の La Song がまさに受験生禁止の曲なのです。
聴いたら分かると思いますが、一度聴いただけで「ララララ~」と頭の中で流れ続けます。初めて聴いたはずなのに、当たり前のように頭に居座り、全くもって出て行こうとはしないのです。そして、ようやく出て行ったと思っても、ある日突然再び現れ、また何日も居座ったりするのです。
昔は歌で「ラララ~」と言えば、大黒摩季の『ラララ』か久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』でしたが、この曲を聴いてからは完全に変わりました。
今では「ラララ~」といえば、Rain の La Song です。
비(Rain): La Song(音楽番組ライブバージョン)
最後に、音楽番組のライブバージョンも載せておきます。
個人的には、韓国の音楽番組ではファンの方の掛け声が入るため、あまり好きではありませんが、この曲だけは、掛け声がより雰囲気を演出しているように思います。なので、今回は特別に。
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