靴下のなぞ
靴下って無くなりませんか?
一切自慢にならないのは百も承知ですが、わたしはよく靴下を失くします。もちろん片方だけ。数日前も失くしました。しかし失くしたとは言っても、どこにあるかは大抵予想が付くものです。わたしの場合は洗濯槽の壁にへばりついているか、洗濯機と壁の間に落ちているかのどちらかです。だから今回も、「どうせあそこにあるんでしょ(フッ)」と、余裕をこいていました。
しかし洗濯物を干し終えていつものように洗濯槽の中を覗いても、ない。でも大丈夫。まだ余裕です。ということは、洗濯機の横に落ちて・・・も、ない。2,3週間たった今も、行方は分かっておりません。2,3日に一度それらしいところを探してはいるのですが、大豪邸でもない我が家で探す場所なんて決まったもので、見つかるわけがありません。
無くなった靴下の片割れはというと、現在寂しく独りでタンスの中に眠っております。周りにいる仲間たちはすべてカップル。その中で、独り、いつ戻って来るかも分からない相方を待っているのです。涼しく快適な夏を過ごすためにとわたしのもとにやって来た靴下に対して、なんてことをしたのだろう!
というのは冗談で、単純に、なぞ。
どこへ行った、靴下よ。
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