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ミスして増えるボールペンとその仲間たち

 こだわりはないと言いつつ、何だかんだこだわっちゃっているのがペンです。普段使うのはシャープペンではなくボールペン。ほとんどが油性です。

 一番のお気に入りは、三菱鉛筆 uni ジェットストリーム3色ボールペンです。書き心地が滑らかで、鮮やかに仕上がった文字にはどこか落ち着きがあります。デザインもスタイリッシュでかっこよく(特に透明ブラックが)、気づけば何年も愛用していました。

 しかし昨年のこと、ちょっと困ったことが起こりました。

 手帳を使っていると、インクがかすれてくるのです。最初は一時的なものだろうと思っていましたが、使えば使うほどインクの出は悪化するばかり。イライラして、心の健康にも良くありません。

 何とかしようと思い芯を替えたりもしましたが、しばらくすると同じようにかすれるので効果はありませんでした。他のノートではこのような問題はなかったので、手帳と油性ペンとの相性が悪かったのだと思います。

サラサマルチ(0.4mm)

 仕方がないので、別タイプのボールペンを新調しました。

 ゼブラサラサマルチ(0.4mm)です。黒・青・赤・緑の4色ボールペンにシャープペン(0.5mm)が付いた多機能ジェルボールペンで、書きやすいのは勿論のこと、デザイン性に惹かれました。特にペン先の優美な「グラスカット加工」がお気に入りです。

 ジェルボールペンは油性ペンよりもインクの出が良いので、手帳との相性は抜群(は言い過ぎか?)、問題はすぐに解決されました。スムーズで軽い書き心地は負担が少なく、長時間使っても疲れません。また、さらさらしたインクのわりには文字がにじむこともなかったので、気に入って使っていました。

 しかし、使い始めて比較的早い段階で、インクの減りが早いという欠点に直面します。すぐに替え芯が必要になったので、ほぼ毎日使う黒・青・緑のインクをネットで注文しました。

 と、これで心置きなくペンが使えると思っていた矢先、新たな問題にぶち当たります。

 我が家にやって来たのは、なんとサラサマルチではなく、サラサクリップの芯でした。同じサラサシリーズではありますが、こちらは1本1本がばらばらです。芯に交互性はありません。

 ショーック!!

 黒も青も10本セットを買いました(安かったので)。計20本、どうするよ。本体なしの、20本。行く先のない、20本。どうするよ。

 しかも、なぜか緑色だけは間違えることなく、サラサマルチの芯を注文していたという不可解な事実まで判明しました。まったく理解しがたいです。自分の脳が、行動が。

サラサクリップ(0.4mm)黒・青

 まあ考えても仕方ないので、黒と青のサラサクリップを購入することにしました。

 せっかく購入した4色のマルチボールペン。1本で済むはずなのに、結果的にデスクには3本のボールペンが並ぶことになりました。

 さらにその先にあるペン立てには、出場機会を失った油性ボールペンの数々と色とりどりの蛍光ペン。隣には、30本近くある替え芯が、箱に入って控えています。

 そんな光景を目にしながら、しみじみ思います。

 「なんか、、、増えたなあ・・・」

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