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#70 姿勢に対する向き合い方

座って作業などをすることが
増えた今日この頃、
ご自身の姿勢が乱れていたり、
お子さんの姿勢が悪くなっていたり
気になる方が多いかと思います。

特にお子さんの姿勢の乱れは
スマホやパソコン、ゲーム機の普及で
かなり低年齢化してしまっております。

姿勢が定まらないということは
立ち姿勢や座り姿勢も定まらないと
いうことになってしまいます。

今回は立っているときの
きれいな重心線の位置
お伝えいたします。

矢状面のアライメント
(横から見たときです)
①耳垂
②肩峰(肩の一番出ているところ)
③大転子(太もも外側の出っ張る骨)
④膝関節の中心のやや前方
⑤外くるぶしの前方

前額面のアライメント
(後ろから見たときです)
①後頭隆起(頭の後ろの出っ張り)
②椎骨棘突起
③殿裂(お尻の割れ目)
④両膝関節の間の真ん中
⑤両内くるぶしの間の真ん中

写真や実際に横や後ろから
見たときに、上記の位置から
前後左右にズレがあると
姿勢が乱れているおそれが
考えられます。

見てわかりにくい方は
100円ショップなどに売っている
ポイントシールを使いまして
上記の位置で貼れる場所には貼ってみまして
シールが直線上にあるか確認して
見ていただくのは良い試みかと思います。

もしかすると、すでに姿勢の変化のよる
身体への影響(肩こり、腰痛など)が
常態化している可能性がありますので、
一度チェックしてみることを
オススメします。

お子さんの場合、じっとしてしているのが苦手でしたり
座っているのが苦手な場合ですと、
そもそもそうしているだけの姿勢が保てていないこと
もあったりしますので、
たかが姿勢、されど姿勢です。

姿勢が整っているということは
神経や血管、リンパなどの通り道も
スムーズだったりしますので、
不調をコントロールしやすくなりますので
姿勢を少しでも大切にしていただけると幸いです。