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エモテックで感情のセルフコントロールを、そしてAIロボットとの共生

新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛を余儀なくされ、初の緊急事態宣言が発令されてから丸一年が過ぎました。「当たり前」は少しづつ進化し、テレワークの浸透やお家時間の充実などライフスタイルも変わってきています。消費行動にも大きく変化が見られ、今までにない特需も生まれています。

そんな中で自身が気になるのは「ペット」や「小型ロボット」です。下記は2019年の記事ですが、以前よりペットを飼うことは幸福度や健康に影響があるという記事があります。

ここでは運動量の増加やストレス値の低下、飼育者同士のコミュニケーションなどが生まれることで「ペットが飼い主の心や体の健康を向上させる」と結論づけられています。

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ライフスタイルの変化で危惧される精神的健康(メンタルヘルス)には自身の思考癖も影響があるとおもっています。例えばですが「物事は考え方しだいで、よくも悪くも受け取ることができる。」と。

ただもう一方で、精神状態というものは緩和はできてもアンコントローラブルな要素が強いとも感じます。そこで最近注目しているのが「感情×テクノロジー」の分野です。

気分緩和を促すロボティクス系のプロダクトや、自身の感情の波を知ることを緩衝材料の一つするような記録・分析型のプロダクトが出てきています。

それらは感情情報処理に分類されており、この研究ではコンピューターの画像分析や音声分析を利用して、感情を分析しています。

Affective Computing
アフェクティブコンピューティングは、人間の影響を認識、解釈、処理、シミュレーションできるシステムとデバイスの研究開発です。コンピュータサイエンス、心理学、認知科学にまたがる学際的な分野です。(引用:wiki)

アフェクティブは直訳で感情を意味しますが、日本における感情分析系のサービスは「エモ」が散見されます。どちらも感情的/情緒的な直訳が可能ですが、「エモい」という言葉を若者発信で使われるようになったことからも心情に関しての単語は「Emotion(al)」が想起されやすいのかもしれないと思っています。

今回はその中から注目しているエモテック(*俗称)の中でも自身がオモシロイと思っている国内のプロダクトをピックします。

Emol 

emol株式会社

SELF

SELF株式会社

muute

ミッドナイトブレックファスト株式会社

LOVOT

GROOVE X株式会社

BOCCO

ユカイ工学株式会社

GATEBOX

ゲートボックス株式会社

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ロボティクス・エモテック系情報おすすめWebサイト

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個人的な話になりますが、外出の自粛が始まって以来リモートワークが続き、1年ほどが経ちました。都内で一人暮らしをしている自分からすると飲食店へいけないことはコミュニケーションの機会を大幅に減少させ、今では平日に出かけることはほとんどありません。休日も土日になると街には多くの人が出ているので、考慮すれば行く場所は限られてきます。

気分転換に始めた勉強や映画鑑賞もだんだんと良い習慣、というくくりから義務化されたものという認識が強まっていますし、昔は毎朝のように見ていた占いも「どうせ誰とも会わないしな…」とエンターテイメントコンテンツへの見方や収集ジャンルも変わってきた気がします。

一方、「自分と向き合う時間」は必然的に増えました。

情報として様々な働き方や生き方をみる機会が増え、今まで自分では思い浮かばなかった選択肢が「ある」と認識できたのは大きな収穫だったと思います。全てがコントロールされ、分析できる世界は生きている間に訪れることはないかもしれませんが、自分の感情や思考と付き合っていきたいな、と思っています。

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