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エンジニアリング + 技術広報 = ユニークキャリア

noteでの投稿が実に2年ぶりなので完全にお久しぶり、あと2年したらこち亀の日暮さんと同じだったというネタが使えたんですが残念ながら2年しか持ちませんでした。どうも luccafort です、愛・覚えてますか。

これはなに?

今日はぼくがマネーフォワードという会社に入社しておよそ1年たち、今年から始まる新たな挑戦の紹介と挑戦によるキャリアパスの話し、そして今後の展望を語らせてもらおうと思いました。

新しい挑戦がほんの少し他人とは少し違う、ユニークなキャリア形成に繋がるということで個人としてもマネーフォワードという会社としてもチャレンジングなことをしようとしている足跡を残すことに意味があると考えたのでこの記事を書こうと考えました。

何故エンジニアブログではなくnote?

マネーフォワードのエンジニアブログに投稿するか?も考えたのですが、個人でもなく会社だけでもないということでエンジニアブログにも投稿しつつ、新しい媒体のnoteを使って実験的に棲み分けに挑戦してみようと考えました。
読み手が分散するかも、という不安はありますがnoteで届けたい層とエンジニアブログで届けたい層が明確に異なると感じたため、二重投稿という形を取らせてもらいました。
あと下心としていろんな人の目に止まってほしい、ということもあります。

またマネーフォワード社内だけでなく、社外のかた、特にエンジニア職でない非エンジニア職の方々にも届けたいという思いがあったのでnoteにコミットメントしていこうと考え、封印を解かせていただきました。

で、新しいチャレンジってなんなの?

2021年3月からTech Enhancement Group(通称TEG)の技術広報を担当することになりました!🎉🎉🎉

TEG is なに???

TEG設立の経緯は社内ドキュメントにしっかり残っていました、こういうことがSlackで流れてしまうのではなく、ドキュメントとしてしっかり残っているのはマネーフォワードという組織のよいところですね!

ある日、神は言った。

神 「 全体的にエンジニアがもっと力出す上でのサポートに全然リソース割けてなさすぎじゃ? 」

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)‥‥マジ???

個人名が入っていたところを神にリネームした以外は原文のままです。

TEGの活動はさまざまあるのですが主たるミッションはマネーフォワード社内の「エンジニア組織の開発力を高める活動をする」になります。今回ぼくが担当することになったのはその中の技術広報という分野になります。
エンジニアブログやイベント登壇、MeetupやTechイベントの企画などのマネーフォワードをより知ってもらうためのあれこれをすることになろうかと思います。
CTOである中出さんの露出をアップして我々マネーフォワードがどういうことを感じ、考えているか?をより発信するような悪巧みも企画していこうかと考えています。

現時点ではCTOの中出さんにはなにもお伝えしていないので、きっと青天の霹靂な気持ちでぼくの提案を受けてくれるでしょう!

マネーフォワードにおける技術広報の課題

一言でいうならば「マネーフォワードのテクノロジードリブンをより深く、広く知ってもらう」です。大変ありがたいことに新卒向けのイベントなどはさまざまなかたのご尽力により、そして部署や職種の垣根を超えて協力していただいていることもあり、多くの内定受諾をいただいています。

他方、いわゆる中途採用という文脈ではまだまだアピールできるところが多いことがわかってきました。数年先を見たときに現在のままのマネーフォワードでよいのか?と問われたときに楽観視できない現実があり、この問題に立ち向かう必要がありました。
個人的にも昨年入社する前にマネーフォワードについて調べようとした際にマネーフォワードを深く知るための経路が会社のネームバリューに比べて少なく、課題として感じていました。

TEGに技術広報メンバーとしてJoinすることになった経緯

マネーフォワードには多くの優秀なエンジニアやデザイナーが在籍しています。これまでは対外発信よりもプロダクト志向が強いメンバーが多かったのですが、これをうまくアピールしてブランディングやPRを高めていけるといいなと考えていました。
そういったタイミングでスマートキャンプの『エンジニア採用の最前線 メルペイとスマートキャンプが語る!採用につなげるテックブログ運営の秘訣』レポートの記事について「こういうのをやりたいですね!」と社内チャットで紹介したところ、VPoEの渋谷さんから「技術広報としてメンバーにJoinしませんか?」とお声がけいただき、二つ返事でOKを返した、という経緯になります。やったね、ぃぇぃっ! ✌️✌️✌️

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個人のキャリア感について

なぜ技術広報というエンジニアリングとは異なる選択をしたのか?ですがこれには大きくぼく自身のキャリアプラン、その最終地点として考えているCLO(正式名称はChief Learning Officer)という職責が大きく影響しています。

CLO(最高人材・組織開発責任者)とは・意味

ぼく自身のキャリアプランとして考えていることは、ちょうど1年前に入社の意気込みということで超大作を書き上げた際にも言及しています。「マネーフォワードでどう働きたいか」の項をお読みいただければと思います。

自分の得意なこと、好きなことをキャリアにプラスする

今回の件は運の要素の要因が大きかったとおもっています。
普段から社内チャットなどで技術広報に関することを発信していたこと、エンジニアブログやマネーフォワードが執筆・出版する技術書「Money Forward Techbook」などの部活を精力的に行っていたこと、そして京都の人が気軽に参加できるGoコミュニティーKyoto.goの運営メンバーなどの社外活動での情報発信を行っていたことが評価されました。
これらの活動を通じて、幸運の女神の前髪を掴むことができたのだと感じています。

エンジニアのアウトプットというとコードやアプリケーション、OSSに対するContributeなどの華々しいものをイメージするかたも多いと思いますがそうではなく例え些細なことであっても熱意と行動が伴っていればぼくのようにチャンスを得ることができるのだと知ってもらえると嬉しいです。

影響を受けたキャリア観

ぼくは決して非凡なエンジニアではありません。なので自身のキャリアを考えたときにエンジニアリング以外の要素を足す必要があるだろうと数年前から考えていました。
素晴らしいことにすでに先人がいて彼、彼女らがしっかりとした足跡を残してくれています。大変ありがたいことだと思います。

しがないラジオ sp.52【ゲスト: ariaki4dev】楽しい「エンジニアの登壇を応援する会」 主催者が語る、「5年後の目標」の立て方と大切さ

これらの先人のキャリアを知ることで技術広報や自身の興味があることに対してポジティブに取り組めたのではないかと感じています。
インターネットで受けた恩はインターネットで返す、そんな思いでマネーフォワードで得た経験をインターネットに返していきたいと考えています。与えられた恩義の何分の一かでも返していければいいな。

CLOを目指すキャリアパスの第一歩としての技術広報

TEGの技術広報を担当することでCLOを目指すというキャリアプランに一歩前進したのではないかと思います。まだまだ先は長くいろいろなものが足りていないと感じていますが、もしかつてのぼくと同じようにCLOを目指したいと思うひとがいたときに参考となるような道筋を整えられるとよいなと思います。それがマネーフォワードで叶えられるとぼく個人としては最高ですね!

これからの技術広報として目指す未来

まずTEGとして目指す未来、これは実に明確です。
TEGとしての技術広報という取り組みを社内外問わずに知ってもらい、まずはライバルでもある先駆者たちに追いつくことです。そのためには引き続き今年もエンジニアブログやマネフォテックブックの執筆、技術書籍への寄稿やTechイベントの登壇による技術発信を強化していきたいと思います。幸いにしてすでに若手エンジニアで協力してくれると表明している方々がいるのでマネーフォワードの技術広報元年としてより積極的に対外的にアピールしていきます!

それだけではなく今後やっていきたいこととして、いままでやっていなかったYouTubeによるTechイベントの企画を通してマネーフォワードの取り組みと課題、そしてそれを技術的に解決することに対する困難さと楽しさなどを少しでも伝えていければと考えています、乞うご期待!

それとは別にluccafort個人が目指す未来として、現在考えている技術広報の現実的な理想点を超える成果を出していきたいと考えています。幸い?にも今期のマネーフォワードのスローガンは「Beyond ◯◯」でしたね!
というわけで理想の技術広報をBeyondしていきたいと思います。そのためには自分ひとりでは力不足なので社内外を問わず、いろいろなかたに助けてもらうことになると思いますが何卒よろしくおねがいします 🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

今期のスローガンに関しては↓のnoteに素晴らしいスローガンを掲げるメンバーが集合しているのでご一読いただければと思います。

ドチャクソエモい未来として、そしてぼく自身のTEGジョイン時の最終目標としてマネーフォワード単独でのTech Conferenceの開催を思い描いています。
すでに先駆者であるCookpadさんを筆頭に近年Tech企業界隈で盛り上がりをみせており、またマネーフォワードの強みである多種多様なプロダクトのお披露目をする場としても機能するとよいなと考えています。
BtoB向けサービスだとどうしてもこのような表舞台に立つ機会が少なくなりやすいので、そういう燻った思いをうまく昇華できるようなイベントを開きたいと考えています。

そして参加したかたが「マネーフォワードすげえじゃん!」と思っていただければよいなと考えています。とはいえ数年レベルで時間がかかるだろうとも考えているのでできるだけ早く実現できるように頑張っていきたいと思います。

まとめ

好きと得意が生きる場所、マネーフォワード。

自身が好きで続けていたエンジニアブログの投稿やマネフォテックブック執筆などの社内部活動から、Kyoto.goなどの完全に社外のコミュニティー活動というアウトプットを継続してきたことで、いままで見ることすらできていなかった新たな道が切り拓くことができました。

マネーフォワードでは変えていくことを恐れない、一緒にチャレンジする仲間を募集しています。マネーフォワード社員のあなた!TEGは随時熱意あるメンバーを募集してます、いつでもお声掛けください!!!

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