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地球を救うビジネス: パタゴニアの持続可能な挑戦

自社とは直接関係がないですが、面白い話を聞いたので - 

パタゴニアは、アメリカの登山・アウトドア用品ブランドであり、持続可能な商品開発をモットーにしている。この企業は、環境に優しい製品を作るだけでなく、売り上げの1%を環境保護団体に寄付するなど、積極的に地球保全活動に貢献している。

創業者イヴォン・シュイナードはパタゴニアの使命を、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」と表現している。この哲学を実現するため、彼は会社の株式を100%環境危機と闘う非営利団体Holdfast Collectiveに譲渡した。

環境保全団体へ提供する資金を得る選択肢として、ほかにM&AやIPOが挙げられるが、パタゴニアは短期的な利益よりも持続可能性を優先し、「地球が私たちの唯一の株主」という理念を体現した。この決断は、資本主義下で社会課題に取り組む既存のアプローチ - 投資家のESGへの圧力や、創業者の財団創設とは全く異なる新しいオプションの存在を提案するとともに、企業の成長・存続と、その資本を用いたさらなる社会課題の解決とは互いに保管しうることを再確認させた。

「地球が私たちの唯一の株主」パタゴニア


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