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僕とリックのドイツ生活(その11) 毎日早朝にリックにたたき起こされる

ここ最近、毎日リックに朝4時30分に叩き起こされています。

僕とリックは寝室兼自宅オフィスで一緒に眠っています。
僕はベッド。リックはソファの上のクッション。

毎日だいたい午前3時ごろになると、なぜかリックはベッドで眠っている僕の布団の中に潜り込んできて、僕にくっついて眠ります。

それから約1時間30分後の午前4時30分。
リックは布団からモゾモゾと出てきて僕にキスしたり僕の上に乗っかってきたりベッドから降りてあちこち歩き回ったり。あの手この手で僕を起こそうとします。

リックはとてもすばらしい目覚まし時計で、週末や休日に関わらず、毎朝きっちり午前4時30分に僕を起こします。目覚まし時計ならベルを止めるスイッチがありますが、リックにはもちろんそんなものはありません。僕がベッドから出るまで、ずっと僕をあの手この手で起こそうとします。

朝4時30分に目覚めてからの毎朝のルーティーンは

AM 4:30
リックに叩き起こされて、リックに朝食を用意。

AM 4:50
身支度をして、リックを連れて朝のお散歩。

AM 5:15 
散歩から帰宅。僕は自分の朝食の準備。同時並行してお昼のお弁当の支度。

AM 5:35
朝食とお昼のお弁当の用意が終わり、ウェブサイトでニュース番組を見ながら朝食。ちなみに毎朝見るのはTagesschauの100Sekundenと生放送ニュース(ドイツのニュース番組です)。

AM 6:00
朝食を終え、片付けてから自重トレーニング。だいたい25分くらい。

AM 6:30
トレーニングを終えてシャワー。

AM 7:00
シャワーを終えて、身支度をしてリックと一緒に車で出発。リックは通勤途中でHundepension(犬預かりサービス)に預け、僕は職場の大学へ向かいます。

AM 7:30
大学のオフィスに到着して、仕事スタート。

。。。と、まぁこんな感じの毎朝で、おかげさまで規則正しい生活ができています。朝早いため、なるべく早い時間に退勤して帰宅するようにしていて、例えば残務がある場合には、自宅に戻ってから済ますようにしています。

夕方は、リックに食事を与えてから夕方のお散歩に行き、帰宅後に夕食の準備をして食事を済ませ、ミント茶とか飲みながら居間で少しくつろいで、夜9時ごろにはベッドに入って眠ります。

午前4時30分からの早朝生活。これは曜日によらず毎日続くため、例えば夜更かしをしたり、夜どこかへ外食に出掛けたりすることはほとんど不可能で、そんなことをしても問答無用でリックは翌日の朝4時30分に僕を叩き起こします。

早朝生活を始めてからは、とにかく早く家に帰って休みたいと考えるようになり、仕事も家事もテキパキとこなすようになり、無駄な時間がなくなりました。

その一方で、自宅でくつろぐ時間はきっちり取れているし、リックと過ごす時間も長くなったし、睡眠時間もちゃんと確保できているため、身体が辛いということはないです。むしろ生活のリズムが整って、身体が楽な気がします。

リックの体内時計の正確さには本当にびっくりします。
しかしまぁ、僕を起こそうとするのにキスしたり耳をなめてみたり。リックは本当にあの手この手で僕を起こそうとします。やれやれ。

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