本を読むことと、実行することの違い【ライフスタイル】

意識の高い界隈では、「本を読もう」とスローガンのように、本を読むことの大切さが繰り返し強調されている。

本を読んで知識を吸収しよう。
本を読んで新しい気づきを得よう。

そういった概念である。

しかし、私を含め多くの人は本を読んだだけで満足しがちである、賢くなったつもりになってしまうということを自戒も込めて繰り返し言いたい。

本を読むことと、実行することはまるで別物だ。

例えば、このnoteだってそうだ。毎日書いて、PDCAを回して、常に読者の視点に立って書く。

ウェブマーケやSNSマーケなどのあらゆる本に似たようなことが、何度も書かれ続けている。

毎日やるだけ。

1日15分やるだけ(私は1日1記事15分を目標にしている)。

その15分という言葉は、文字列を読むだけだと簡単そうに見えるのに、実際にやってみると、まぁ続かない。工夫を重ねて、重ねて、重ねて、ようやく旅行や子供の病気でどうしてもかけない時以外は毎日書いているという状況だ。

文字として読むと最も簡単そうに見える毎日15分は、実際にやってみると本当に難しいのだ。それに加えてPDCAを回す・・・くらいまではできても、常に読者の視点に立つことは容易ではないのである。

話は少し逸れるが、そういえば、本好きの、ある友人の愛書コレクションを見せてもらったことがある。

そのコレクションの中には、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」があり、彼はその内容の素晴らしさを我々友人一同に熱く語ってくれた。

しかし、愛書コレクションのある彼の部屋は、失礼ながら片づけの魔法を実践しているとは思えない散らかりっぷりで、本を読むことと、それを実行することはまるで別物であると改めて感じたのだった。

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