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海外に行きたくなった *カナダでワーホリするまで①


日本ではないどこかで「生活」がしてみたくて、ワーホリしてみようかなーなんて考え始めたときには20代も後半。なんか、今考えるといろいろね、あったんですよ。

大学出て、劇団の研究所に入って、演劇漬けの毎日を送って、そのあとフリーの役者として活動して、そうこうしているうちに裏方転身で衣裳屋さんになって、着付けの先生になって。その間中ずっと稼業としてはホスピタリティ業界にいたわけです。週に7日働いていたのでスケジュール帳は真っ黒。それでもクラブでオールしたり仕事の合間を縫ってディズニーに通ったり(年パスホルダー、1人ディズニー万歳)。

とにかく駆け抜けていたら、28歳だった。

やりたいことばっかりやって、常に忙しくて、
でも、なにか足りない。

折しも、当時5年くらい付き合っていた彼氏とも、お互い忙しすぎてなんかもうこの先どうなるんだかわからなくなっていたころ。

英語ペラペラになるぞ!
帰ってきたら外資に務めるぞ!
みたいなアツい思いというよりは、
「誰も私のことを知らない土地で、生活したい」という、リセットしたい気持ちが大きかったのではないかと、今になると、そんな気がする。

掲げた目標は「帰国したら英語で着付け教室をする」だったんだけど。
オリンピックに向けてインバウンドは伸びると思ってたし。

誰にも相談せず、黙々と下調べをして、留学フェアに行き、エージェンシーを何社も訪ね、パンフレットにまみれながら、決めた行先は「カナダ」

日本からワーホリビザ取得できる国ってたくさんあるけど、今まで行ったことない国にしようと、決めていた。アイルランド、マルタ、カナダ。この3つだったかな。
あと、もう年齢制限ギリだったから、二か国目はないと踏んでいたからというのもある。

どうせ行くなら英語できるようになりたいなーと思っていたのは確かで、では、訛りの少ないニュートラルな英語のカナダはどうかと。
まぁ、のちに全然そんなことないってわかるんだけど。笑。

日差し!ビーチ!みたいなノリでもないし、何なら寒い方が得意だから、カナダは私にとってとても魅力的だっだので、決定。

よし。カナダにワーホリに行こう。


ワーホリに出る理由は人それぞれだと思うし、
私は、明確な目標がないうちに行ってもいいと思っている。
実際私がそうだったから。

永住権目指して、人生プランを綿密に立ててからワーホリを使うのがいい!
という考えにも大いに賛成。
実際、私もそうできていたらよかったな、と今更ながら思ったりもする。

私は人生プランがある日突然消失したタイプなので、迷子のまま日本を出たんだよね。
今もまだ迷子かもしれない。

Workを主にしても、Holidayを主にしてもどちらでもいいと思う。
でも一つ言えることは、できたら、自分の資金で行ってほしい。
頼れるのは自分だけ、責任は自分で取らなくちゃならないから。

書いてたらなんかいろいろ思い出してきた!
続きは何を書こうかなー


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