体験をしたくて私たちはここにいる

「体験をしたくて私たちは今人間として生きている」

こう聞くと、どんな気分になりますか？

毎日楽しく過ごしている人には
「そうそう」
って思うかもしれないけど、

今の現状があまりいいと思えない人からすると、
「別にこれは体験したくないけどね」　
って言う声が聞こえそうです。

実際に、ちょっと前までの私なら思ってました

でも、目に見えない分野のことに触れてきて、
少しはこの言葉が理解できるようになってきました

もちろん、私も楽しいことだけして、毎日を笑って過ごしていきたい

でも、それだけだと、その状態しか知らない人生になります

ってゆうことはどんなことだと思いますか？

ずーっと、同じ感情だけで、退屈になってくる

想像するとそう思いませんか？

私たちの世界は全て陰陽の二つの真逆の性質が、
何においても存在します

一番わかりやすいのは、光と闇

闇という反対の存在があるから、光が認識できる

感情も同じです

悲しみや不安という、いわゆるネガティブと言われる感情があるから、
喜びなどのポジティブな感情がより味わえるのです

今までのあなたの人生でもきっとありましたよね？

我慢や苦労があったからこその喜びや達成感がある

だから、どちらも大切なんです

ただ、嫌な感情をできるだけ味わいたくない人へのコツをお伝えします

それは、ポジティブとネガティブは私たちが、
勝手に名前をつけた区分けでしかないこと

本当は全てひとまとめにして、「ただの感情」ということです

別の言い方をすると、ただの「お知らせ」です

だから、自分にとって、ネガティブな感じになったら、
「あー来た来た。この『悲しい』感情ね」って、思ってみましょう

そして、目を背けないで、ただただ味わってみてください

それを起こした出来事によって、その長さは様々です

でも、じっくりその感情に寄り添ってあげてみてください

全てを感じ切らなくても、その時は大丈夫です

少し、落ち着いてきたら、なぜ、この感情になったのだろう？と、
自分に投げかけてみてください

実は、そのネガティブな感情は、
あなたの望みを教えてくれる鍵にもなるからです

そんな時には、
「私はどうしたいの？」
「今の現実がどうなったら幸せを感じれるの？」
と質問してみてください

年齢を重ねれば、人生で様々な経験をしていきます

話は変わりますが、
高齢の年代の方に、
「人生で後悔していることはなんですか？」
というアンケートをとったそう

その時の回答は、
「やらなかったことへの後悔」がダントツに多かったそうです

その時に感じたことは、
「いい気分だった」「嫌な気分だった」と様々ですが、

後になって考えると、どちらのことも『経験』
という言葉でひとまとめになります

要するに、何をしても『あなたが体験したかったこと』
だということです

そう考えると、考えすぎて動かないでいるより、
ちょっとでも気になったことをとにかくやってみる

一見無駄に思うことでも、やってみたら、違う視点をくれたり、
新しいことに出会うきっかけになったりするかもしれません

ちょっとしたことでも、毎日今までと違う選択をしてみると、
未来はだいぶ変わると思いませんか？