木に聞いてみる
暑い。
熱中症の手前のような頭と体のぼやっとした感じ。
外を歩いても、息苦しい。
近所の公園には、いろいろな種類の木が生えている。
何か、わからないことがあった時など、木に話しかけると、答えが返ってくる。
実際に木が答えているかはわからないが、自分の頭だけで考えているときよりも、思ってもいないことを思いつく。
私「暑いです…」
木「そうですね。でも今まで、これよりも暑いときもあったし、寒いときもありました。
暑すぎるようになれば、滅びる者もいるだろうけど、また生まれてくる者もいるんです。そういうものです」
私「そうですね」
木「寄りかかってもらって、いいんですよ。鳥や虫がやってくるのと同じで、人も木陰で休んでもらったり、人間も彼らと同じ生き物として感じています」
私「人にあまり寄りかかっては嫌がられるけど、木はいくらでも寄りかかって大丈夫なんだね。」
植物は人間よりずっと前から生きているので、人間の親みたいなものなのだと思う。
人に対して怒ったりしないし、何かあった時は(何もなくても)話しかけると、何か答えてくれるように感じます。
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