NPBとJ1の選手年俸について
今回は
NPB、J1、MLB、プレミアリーグ、MLSの
選手年俸を簡単に比較してみよう。
ただし年俸額のわからない選手は省いているので
そこはご容赦を。
それぞれ各リンク先を参照した。
NPBの1億円プレーヤーは計114人で、
そのうち日本人選手は80人。
多すぎると言われれば
たしかにそうとれなくもない数にはなっている。
MLBはあくまでメジャー契約の選手だけなので参考程度。
それでも12チームで114人と
30チームで486人は
比較にもならない年俸格差がある。
その反面マイナー契約の選手は
生活もままならないぐらいべらぼうに安いとなると
深い闇を感じざるを得ないわけだが…。
一方、J1の年俸1億超え22人の半分は外国人選手。
32億を超えるイニエスタは別格としても
日本人最高の酒井が1億4000万で6位はちょっとさびしい。
同じサッカーでもプレミアリーグは
日本円に直すと1億超の選手ばかりだが、
MLSぐらいだとまだJ1に近いぐらいの数字に落ち着いている。
ただし、在籍選手全体の比率からは
少し違った一面も見えてくる。
1億以上の選手の比率は圧倒的な違いがあるが、
5000万以上で比較すると
NPBとJ1ではほぼ同じ比率になっていて、
1000~4000万台でも大差がない。
どうしてもキリのいい「1億円」に目を奪われがちだけども、
押しも押されもしない主力選手の線引きを
5000万ぐらいと想定すると、
このラインまではNPBとJ1が違いはないと言えるかもしれない。
もっとも、そこまで到達して
ようやく海外トップリーグの最低ラインなのを見ると
いささか悲しいものがあるような…。
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