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2022年広島東洋カープ戦力分析
過去5年間の成績
![](https://assets.st-note.com/img/1647171539895-NylQh28AcH.jpg)
圧倒的な打力を背景にリーグ3連覇を達成したが
当時の主力の不調と移籍が相次ぎ、
徐々に悪化していた投手陣を支えきれなくなって
現在に至っている。
野手展望
スタメン候補たち
![](https://assets.st-note.com/img/1647522563316-RaL5qwXKmK.jpg)
鈴木誠也のMLB移籍が決まったことで
打力のさらなる低下が懸念される。
すでにかなりの結果を出している坂倉に加えて
ここ3年「使え」と騒がれていた
林、小園、羽月の起用が大幅に増えたが、
林と羽月はまだ
主力級に成長したとまでは言えない。
彼らの急激な成長がないと
打線全体がさらに苦しくなる。
田中広、安部の早い衰えと
野間、堂林らの伸び悩みが
チームとしては痛かった。
若手・中堅の二軍成績
![](https://assets.st-note.com/img/1647171643916-xo5rC1uWPS.jpg)
若手・中堅の一軍起用が増える中
次に大きな期待がかけられているのは中村奨だが、
一軍だとそこそこ打つものの
実は二軍ではここ2年あまり結果を残せていない。
昨年中盤からの外野起用に慣れてきたところで
どう飛躍していくか。
ここ最近のドラフトで
鈴木流出に備えた外野手指名が続いたため
外野の競争はかなり激化している。
一方内野は
このあと小園、林らがうまくいっても
ベンチ要員の高齢化が課題になる。
矢野、韮澤はまず
一軍ベンチの枠に割って入りたい。
主なドラフト新戦力
![](https://assets.st-note.com/img/1647171680657-LW4LGcknC4.jpg)
ドラフトでは高校生に加えて
即戦力候補の外野手2人を獲得。
末包は昨年25歳で
指名まであまり名前の挙がってなかった選手だが、
有力候補とされていた他の社会人外野手よりも
かなり優秀な成績を残しており
意外性はあったが意外ではない指名と言える。
中村健は大学時代から
長打力に定評のあった選手。
三振率の高さがいささか気になるところではある。
投手展望
主なローテ、ブルペン候補
![](https://assets.st-note.com/img/1647171773162-2mEiBTDPWP.jpg)
ここ最近失点の多さはあまり変わっていないが
新戦力は何人も台頭しており、
投手陣の弱体化に歯止めをかけることには
成功している。
外国人枠が今のところかなり余っているので
新外国人の活躍があると
頭数が足りているとは言えない投手陣の
改善も進んでいくことだろう。
若手・中堅などの二軍成績
![](https://assets.st-note.com/img/1647171816502-fbXwcvJoOq.jpg)
先ほど書いたように
若い新戦力が何人も輩出されてはいるのだが、
遠藤、アドゥワなど
いったん台頭しかけた若手の
伸び悩み、故障が続出しているのが懸念材料。
ここにあげたメンバーを見ると
なぜか全員高卒。
大卒勢も
長期離脱者や伸び悩み自体は少なくないが、
一度台頭した選手が
再び一軍レベルへ戻ってこれるかという点で
今のところ大卒勢の価値が高いようだ。
主なドラフト新戦力
![](https://assets.st-note.com/img/1647171880107-Sqw7gkTRzC.jpg)
一軍にいる6人以外の日本人左腕が
育成枠で長期療養中だった戸田隆矢しかいない状況に
危機感を抱いたのか、
ドラフト上位2人は
4連続で大学生・社会人の左投手を入札した。
1年目からの即戦力という視点では
左にこだわりすぎた感は否めないが
1年使われては数年伸び悩む若手、
特に高卒が多いので
数年後の確実性を重視したと
とらえるのが自然だろう。
松本は
主戦となった昨年の三振率が
9点台に達している。
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