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2022年埼玉西武ライオンズ戦力分析

過去5年間の成績

2018、19年は強力打線を背景にリーグ二連覇を達成。
ただその間に
主力の国内、海外への移籍が相次ぎ、
ここ2年は不調と故障者が続出したこともあって
打線が低迷した。
投手陣の改善もなかなか進んでいないが、
2021年はそこそこ安定した先発が
数人出ただけまだ良かったほうか。

野手展望

スタメン候補たち

昨年から考えられる野手のスタメン候補はこんなところ。

ポジションは一応このように当てはめているが
実際の守備位置はかなり流動的で、
また昨年は外野を中心に
若手、中堅の起用も目立った。
ここに載せなかった選手でも
一軍を数十打席経験した若手・中堅は多く、
年間を通して本当に活躍できたと言える若手はいなかったが
チャンスそのものは今年も与えられるだろう。
ポジションもほぼ確定なのは森と源田ぐらいではなかろうか。

若手・中堅の二軍成績

一軍起用が多くなってきた昨年の若手・中堅外野手は
二軍ですでに好成績を残している選手が大半。
昨年までに一軍では結果を出せなかった選手を
より一軍経験の少ない若手に代えたい
という人も少なくないようだが、
今年もまずは二軍で結果を残している選手からに
なるだろう。
実際、
愛斗や鈴木よりも
高木、西川を高く評価し続ける人は結構いる。
大卒ルーキーのサード2人は
渡部よりブランドンのほうが好結果を出していた。

主なドラフト新戦力

野手の新人は
必ずしも1年目からの即戦力を
求められてはいないポジションなので
じっくり育てられることになりそうだ。
関甲新は基本的に
OPS.900以上を記録する選手の指名がほとんどで、
中山も絶不調に陥る前は
OPS1点台を記録したことがある。

投手展望

主なローテ、ブルペン候補

昨年の先発は
高橋、今井、松本の3人が安定。
細かいスタッツはあまり良い内容ではないが
要所を締めるピッチングで
失点を防いでいたと言えそうである。
ただローテーションを埋めるには
かなり人手不足。
エンスや若手に期待をかけざるを得ない状況だ。

若手・中堅などの二軍成績

その若手だが
実は二軍成績が非常に悪い。
その一方で
渡邉と水上は
二軍だと四球も多く打ち込まれるのに、
一軍では被安打が減り
四球は多くても何とか抑えていた。
そうやって抑えているうちに
投球内容も大幅に向上すればいいのだが、
うまくいかない場合は
とりあえず調子のいい選手が
一軍の守備力との相乗効果で
失点だけは防いでくれることを
期待するしかないか。

主なドラフト新戦力

4球団競合の末獲得した隅田と
1位有力候補と言われていた佐藤は
チーム事情がチーム事情だけに
即戦力の期待がかかる。
佐藤もすでにOP戦で投げているので
昨年秋の故障は癒えているようだ。

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