漫才 トトロ

ボ:「あのー、僕映画観るのが好きで。」

ツ:「あいいじゃないですか映画ね。」

ボ:「一番好きなのがとなりのトトロなんですよね。」

ツ:「あー、トトロね。名作ですよね。」

ボ:「よく再放送もされるじゃないですか。」

ツ:「そうですね。」

ボ:「あの、金曜ロードショーで。」

ツ:「イントネーションおかしいだろ。水曜どうでしょうみたいにいうなよ。」

ボ:「中でも好きなシーンがね、メイちゃんが森に迷い込んで最初にトトロと出会うところね。」

ツ:「あー、名前聞くところですよね。」

ツ:「あなたはだあれ?」

ボ:「トーーーートーーーーのーーいーましたーー!」

ツ:「あなた、、あなたねづっちっていうのね!おい!ととのいましたじゃなくて。ねづっちさん出てこないから。」

ボ:「となりのねづっち。」

ツ:「なんだよそれ。なんか面白そうだけど。あの人見た目なんとなくトトロっぽいし。いやいいんだよそんなこと。」

ボ:「あれも好きなのよ。トトロがなんもない畑からポンっと芽を出させる手品ね。」

ツ:「手品じゃないっしょあれ。タネとかないんだよあれ。」

ボ:「いやタネがなかったら畑から芽出ねえだろ。」

ツ:「そのタネじゃないよ。そういうことじゃなくて。ややこしいな。」

ボ:「分かんねえけど。まあこうやんだよ。(ねづっちですのポーズ) ポンッ!」

ツ:「ねづっちじゃねえかそれも。手をこうやっておっきく伸ばしたらポンって出てくんだよ。」

ボ:「サツキちゃんとメイちゃんもこうやって(ねづっちですのポーズ)ポンポンポンポンポンポン!!!!ってなんだよ。」

ツ:「ならねえよ。このポーズでワー!!ってなる時代は過ぎてんだよもう。」

ボ:「違かったっけ?」

ツ:「お前そんなにねづっちさん好きなんだったら、なぞかけしてみろよ最後に」

ボ:「え?じゃあ、ねづっちさんと掛けまして、となりのトトロと解きます。」

ツ:「その心は?」

ボ:「どちらも色褪せないですね~」

ツ:「いい加減にしろ。どうもありがとうございました。」

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