電動スクーター盗難事件 ドイツ生活
こんにちは。
聞いてください
それは土曜日の昼に起こりました!!!
旦那と外に出かけようとアパートを出たところ、アパートの共有部分(オートロックのアパート内の共有部分)に止めてあった旦那の電動スクーターが無くなっていました。。。
持ち運び式のロックをかけていたのですが、取られていて跡形もなく。。
半年前の夏、家から駅、駅から仕事先まで徒歩距離が合計で40分ほどあるので家族会議を経て購入を決めた大事な大事なスクーターです。
全然お金を使わない旦那が「絶対大切にするから!!」と言ったあのスクーターです。(知らん)
その前日は雪だったのでスクーターには乗らず家に止めてあったことは記憶にあったのでこの1日の中で盗られたことは確定しています。
ちなみにそれだけでなく、数日前にもAmazonからの荷物が配達済みになっているにもかかわらず届いていないという事件がありました。
Amazonによると、住人の〇〇さんという方に渡したと報告されているが、肝心の〇〇さんには「残念ながら持ってないよ」と言われてしまいました。
もう何を信用していいのか分からなくなり、犯人はだれなの?と犯人捜しをしてしまいます。
配送員かその住人の方のどちらかなのですけどね。
ひとまずAmazonは報告をするとすぐに全額返金対応をしてくれたので解決しました。
Amazon、旦那がメールをして10分で返金対応してくれました。すごい。
旦那は過去にもドイツで自転車を2度盗まれているので、これで3回目。
運が悪いのか、たまたま目が付きやすいところに置いているのかは分かりませんが本当に嫌になりますね。
ひと通り落ち込んだあと、ドイツに住む知り合いの方に処理方法を相談し
まずは警察に被害届を出すことにしました。
旦那はどうせ見つからないからもうあきらめよう…と言っていましたが、
こんなこともなけりゃドイツの警察に行くこともないやん。と行くことにしました。
近くの交番を調べて二人で向かいました。
ドイツの交番はセキュリティ対策でインターホンを押して用件を話したあと、入口のスペースで待たされました。
自動ドアなのですが、なぜか少し閉まらず寒い寒い風の中30分ほど待ちました。
日本の警察はすぐに中に入れるし、待たされることもほとんどありませんよね。(免許更新の時くらいしか行ったことないけど)
その待合室にいる時間にスクーターの保険を詳しく読んでみたところ、盗難に対しても保険が出ることが判明しました。ラッキー・・・なのか?
ビクビクしながら用件を話し、ありったけの資料を持っていたのでスムーズに被害届を発行?受理?してくれました。
進展があったら手紙を出すとのこと。おそらく捜査期間は1か月のみだと思われます。
私たちは購入した時の金額や日付・保険・車体番号が分かるものなどすべて残っていたのでそれを提出しました。
警察の方もすごく丁寧で、私と同じくらいの英語のレベルだったのでお互いに言いたいことが分かりなぜかニコニコで帰りました。(笑)
旦那も「警察に届けを出す」というミッションをクリアした達成感からか、当初の落ち込みよりも元気になっていてよかったです。
ドイツは日本よりもトラムやバスが発達しているのはすごくありがたいし、多少立地が悪い家でもあまり不便さを感じないのがいいところだと思います。(すべて時間通りに電車が来れば)
その分自転車が高級で新品を買うなら3万くらいします。そうすると希少価値が高くなり盗難にあいやすくなります。このサイクル本当につらいです。
また、この件で私の中で小さな偏見も生まれてしまいました。
私たちの住むアパートの周辺は移民が多く、少し歩いたところにはトルコスーパー?のようなスーパーが立ち並んでいます。そこの付近は粗大ごみが散乱されていたり治安が悪いので少し危険なエリアです。
誰が盗ったかもわからないし、決めつけては良くないと分かっているのに
もしかしたら隣のエリアの人が盗ったんじゃないか、と偏見を持ってしまいました。
と、同時に私たち夫婦はこのあたりで唯一の日本人だと思うので私たちが問題を起こすと「日本人ってそういう人がいる国」と認識されてしまう危険がある怖さを覚えました。
自分の中にある偏見と、リスクマネジメント(危険そうな場所には行かない)を分けて考えるにはまだ時間と経験が必要です。
何はともあれ身の危険を感じるような事件ではなかったのが良かったです。
電動スクーターに関しても、いつか事故を起こしたり交通ルールを間違ってしまった時どう対処できるのか…と内心ビクビクしていたので失ってよかったなと思う気持ちもあります。(笑)
ドイツに住んでいる方、盗難には気を付けてくださいませ。
追記
うちのアパートの共有部分に「私の荷物を持っていませんか?」という他の住人の張り紙が貼ってありました。おそらくこの方も私たちと同じく荷物が紛失している模様…
こんなことが多発するのであればネット注文はしばらく控えよう…となりますね。
そもそも他人に荷物を勝手に配達する配送システムはやめてくれ!!!
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