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【016】LステップPlus+の新サービスL-ma(エルマ)の8つの機能紹介

令和6年7月24日(水)にLステップの開発会社である株式会社Maneql(マネクル)さんから「LステップPlus+(プラス)」というサービスを展開されると発表がありました。

概要については当日に速報として記事を上げているのでご確認ください。

その中で3つの新サービスについての説明があったのですが、本記事では「L-ma(エルマ)」について解説していきます。

L-maって何?であったり、L-maの8つの機能などかなり詳細に解説しているので、本記事を見れば「L-ma」について深く理解することが出来ます。

ぜひ、最後までご覧ください。


L-ma(エルマ)とは

まずはじめに「L-ma(エルマ)」の概要をお伝えします。

タッチ一つで買い物完了×定期購入も自由自在にカスタマイズ×リアルタイムEFOでカート放置の心配なし

Lステップ連携で売上アップを実現

LINEに特化したD2C通販システム

簡単に説明すると、LINE公式アカウント上で通販ビジネスが出来るサービスです。

Lステップと通販システム(L-ma)が融合することで、これまでとは全く違う新しい概念のショップを作ることが出来ます。

Lステップ×L-maで出来る購入体験

今回のL-maについては基本的な構造は通販なので、背景などは深堀りせずに、いきなりL-maの8つの機能について説明します。

  1. Lステップ連携

  2. 画面遷移のないチャット型フォーム

  3. LINEログインでQuick決済

  4. 商品グループ管理機能(柔軟なパッケージ設計が可能に)

  5. 柔軟なサブスクリプション

  6. アップセル・クロスセル機能

  7. リアルタイムEFO

  8. RF分析機能

ただ、この8つの機能が秀逸なので細かく伝えていきます。

1.Lステップ連携

1つ目の機能は「Lステップ連携」です。

L-maの購入履歴や行動履歴などをLステップ連携が出来るので、タグ付けやアクション設定などを絡めて行動動線を引くことが出来ます。

  • チャット開始の有無

  • カゴ落ち

  • 初回購入

  • 継続購入

  • 注文キャンセル

  • 商品発送時

  • プラン変更

色々な場面でLステップ連携の恩恵を受けそうです。

2.画面遷移のないチャット型フォーム

2つ目の機能は「画面遷移のないチャット型フォーム」です。

これまでの回答フォームとは違い、L-maではチャット型で回答出来ます。

1つの質問を答えるたびに次の質問が出てくる仕組みです。

LINEでのやり取りのような形式で手続きが出来るので、シームレスに購入してもらうことが出来ます。

またチャット型のため、間違った回答してもすぐにエラー表示が出せるので煩雑さを軽減可能です。

もう1つ追加で伝えると、チャット型フォームは通常のフォームよりも1.2-2倍なのでかなり使えます。

3.LINEログインでQuick決済

3つ目の機能は「LINEログインでQuick決済」です。

実はLINEは6種類(LINE / Google / Yahoo!Japan / X / Facebook / Apple)のソーシャルログイン導入サイトでは一番利用されています。

参照:https://www.socialplus.jp/content/report-2023#heading1
参照:https://www.socialplus.jp/content/report-2023#heading1

LINEのユーザー数は9,700万人いるので、LINEログインもスムーズに誘導出来ます。

LINEなので、もちろんLステップと紐づいているので2回目以降はQuick決済が可能です。

更に新しくIDとPWを設定しなくても良いので、IDとPW忘れによる機会損失も減少出来ます。

3-2.ブラックリスト抽出可能

またLINEログインすることで大きなメリットが出ます。

それは「初回お試し商品の転売ヤー対策ができる」ということです。

殆どの方はLINEアカウントは1つしか持っていませんので、メールアドレスとは違い複数作成が難しいです。

そのため、通販ビジネスでよくある初回お試し商品をフロント商品に置いても対策しやすくなります。

また、L-maの管理画面上でブラックリストとしての取り扱いも可能なので、通販ビジネスにとって強力的な機能になってます。

4.商品グループ管理機能(柔軟なパッケージ設計が可能に)

4つ目の機能は「商品グループ管理機能(柔軟なパッケージ設計が可能に)」です。

L-maでは商品をグループ化して管理が出来ます。

  • 靴(サイズ×色)

  • 美容室(スタイリスト×コース)

  • 健康食品(フレーバー×サイズ)

  • オンラインサロン(コース×期間)

  • レッスン(テーマ×期間)

グループ化することで販売商品が増えていっても、非常に管理しやすいです。

5.柔軟なサブスクリプション

5つ目の機能は「柔軟なサブスクリプション」です。

  • 柔軟な無料期間設定

  • 柔軟な課金システム

  • 毎月課金

  • 毎週課金

  • 回数払い

  • サブスクリプション

販売する商品によって、様々な決済状況になります。

L-maではかなり柔軟にサブスクリプション設定が出来るので、様々な業種業態で展開することが出来ます。

5-2.定期購入の解約理由は〇〇てるから

なぜ、この機能が出来たのかですが、それは定期購入の解約理由の1位が「余っているから」だからだそうです。

サブスクリプションで契約したとしても商品を消費せずに次の商品が届き、余りだしたらストップしたくなりますよね?

ただ、人によってパッケージを変えるのが困難なので、サブスクリプション自体を柔軟に変更できるようにしています。


・1ヶ月目「500円」2ヶ月目「1,000円」3ヶ月目「1,500円」
・14日間無料お試し→2週間毎の課金
・3ヶ月間無料お試し→3ヶ月毎の課金
・8日間の無料お試し(クーリングオフ)→単発自動決済

商品やセグメントに応じて自由に課金間隔を設定出来るのはかなりありがたい機能です。

6.アップセル・クロスセル機能

6つ目の機能は「アップセル・クロスセル機能」です。

通常の商品を購入してもらった後、すぐにアップセル商品やクロスセル商品を提案することが出来ます。

3つ目の機能で紹介したLINEログインが済んでいる状態なので、次の商品もQuick決済可能なので、成約率UPします。

アップセル商品については「松竹梅」などの提案もできますし、もちろんダウングレード提案も出来ます。

Lステップと組み合わせることでお客様に合わせたプラン提案ができるので、よりパーソナルな体験が出来るようになります。

7.リアルタイムEFO

7つ目の機能は「リアルタイムEFO」です。

L-maではLステップ連携が出来ると紹介しましたが、その中でカゴ落ちも把握出来ます。

そのため、カゴ落ち対策も自動で行えます。

  • カゴ落ちした人に自動でLINE送信→返信が来たら有人対応

  • カートにログインしたらオペレーターから有人チャット送信

  • カゴ落ちした人にシナリオ配信

  • スコアが高い人に有人チャット送信→購入しない場合はフォロー配信

カゴ落ち対策まで出来るのは、通販事業を行ってる人にとって非常に嬉しい機能ですね。

8.RF分析機能

8つ目の機能は「RF分析機能」です。

この機能は自動で分析と施策を同時に行ってくれます。

購入日と購入頻度、来店頻度でお客様を自動でランク付けしてリアルタイム分析を実施したり、Lステップで設定を行い、自動で休眠顧客の掘り起こしなどが行えます。

分析と施策を行えるのがありがたいですし、それを自動で出来るのは魅力的ですね。

L-maを上手に活用するテクニック

L-maに関する機能を理解したとしても、活用できなければ意味がありません。

L-maでは決済情報を得ることが大事になってきますので、取得するための商品やサービスを展開することが大事です。

  • 100円セミナー

  • 教材0円だが送料500円だけもらう

  • ユーザー会や交流会の決済を事前にクレジットで行ってもらい無料セミナー招待

  • 低単価商材の販売

ご自身のビジネスにおいて「決済情報を取得する」という観点で考えれば適切なアイディアが生まれるはずです。

早い段階で悩みを聞き出す

その他にも、LINE友だち追加のタイミングでアンケート、診断などを行いお客様の悩みやニーズを聞き出すことが大事です。

そうすることで色々なセグメントを切ることが出来て、よりパーソナルな体験に繋がります。

  • 年齢 / ニーズ / 悩み

  • ジャンル / カテゴリ / 地域

  • 季節感 / イベント感

  • 用途 / シーン

  • 流入経路 / LP

しっかりとコンテンツマーケティングの中に、ショップ(L-ma)を融合させることで色々なことが展開できるようになります。

まとめ

今回は、LステップPlus+(プラス)の新サービス「L-ma(エルマ)」について解説しました。

これまでになかった新サービスということを理解してもらえたかと思います。

もちろん、単純にLINEで通販として活用するのもよいですが、しっかりとアイディアを出して最適解を出していきましょう。

私がいる不動産業界においては、まだ活用の種類は限られてきますが、アイディアはたくさん考えていきます。

今後もLステップに関する最新情報をお届けしていきますので、フォローやスキをお願いいたします。

サポートしたいなと思ったときに、ぜひ。 すごく喜びます。