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ゲームレビュー「Infection Free Zone」

最近やたらとゲーム中にメモリ不足でクラッシュしてます。
LSPDFRは関係なくクラッシュ続きですがね()
今回もゲームレビューです。

注意

このレビューは個人的な意見や偏見、多少の意訳が含まれます。
また、このレビューはアーリーアクセスでのプレイのため、今後のアップデートにより内容が変更されている可能性があります。
ご了承ください。



Infection Free Zone

Steamダウンロードページ☟

Infection Free Zone公式サイト☟

開発元
Jutsu Games

発売元
Games Operators

リリース日
アーリーアクセス 2024年4月12日

対応プラットフォーム
Microsoft Windows

ゲーム内容

マッドウイルスと言われるウイルスが発見された。感染した者は凶暴化し、血を求めるようになる、いわゆる「ゾンビ」になってしまう。
地下で何日、何週間、何年も過ごし、わずかな物資を使い生き残った人類。
社会は一瞬にして崩壊し、人々は絶望に叩き落され、平穏な日は過ぎ去った…
しかし、唯一の希望が芽生えた。
それは、外の状況が収束しつつあり、外に出られるという情報。
貴方は生き残った人々と共に新たな家を建て、感染者と戦い、人類の生き残りをかけて戦う場所「Infection Free Zone (非感染ゾーン)」のリーダーとして、生き残った人類を先導していこう。


このゲームはいわゆるディフェンスシミュレーション、又はリアルタイムストラテジーというジャンルに入る、ゾンビディフェンスストラテジーゲームです。
俯瞰視点でマップを見下ろすタイプの画面で、拠点を強化し物資を漁るゲーム。4人1組のチームに指示を送り、廃屋で物資を漁って拠点に届けさせたり、作業員に廃屋となった建物を改装し様々な施設にしたり、監視塔を建てたり木を切らせたりなど、やることが多くて忙しい。最初はチュートリアルがあるため、それに沿ってやっていこう。

最初にやること

まず最初に、本部にする建物を指定しよう。本部はメインとなる建物であり、人類の最後の砦。少しだけ物を保管できます。
次にチームを派遣し、付近の建物を調べましょう。食料や銃弾、武器などがあるかもしれません。建物には、襲撃者の待ち伏せやゾンビの群れなど、思わぬイベントが発生することもあります。
チームが調査している間に、非武装の人々に木や岩、廃車などを解体する指示を出し、建物を改装するための素材集めをしましょう。
最低でも必要な建物は、
1 本部
2 集めた物資を保管する倉庫
3 非武装の市民が住むシェルター
が必要です。

チーム

物資を集めに行くチームは武装するため、感染者と戦うことができます。
チームは4人1組で、1人1つ武器を持ちます。銃弾は有限なので、弾が切れたら本部に戻って補充する必要があります
持ち帰れるアイテムは1人1つのみなので、最大4つのアイテムを一気に持ち帰れます。持ち帰る途中で弾が切れたりダメージを受けた際は、持ち帰るアイテムをそのまま使用して補充・回復ができます。
探索する建物は民家が一番多いですが、警察署や医療施設、コンビニやスーパーマーケットなどの公共施設は、アイテムが手に入りやすいです。
新たなチームを結成すれば指示できるチームが増えますが、その分忙しくなります。チームの結成する数はほどほどに。
今後のアップデートでアーマーなどが追加されるとのことなので、期待しておきましょう。

感染者

夜になると、感染者が活発に動き始めます
非武装の市民は身の安全のため、日没が近づくと仕事を中断しシェルターに隠れます。感染者は足が速く、外で戦うのは危険です。チームを感染者と戦わせる場合は、建物に入ってから応戦した方が有利に戦えるでしょう。
感染者は夜以外は建物に隠れ、外に出てきません
感染者の行動は天候によって変動します。満月の夜は、夜でも感染者が外を出歩きません。逆に、嵐がやってくると昼間でも感染者が出歩きます

建設

廃屋を改装するだけでなく、1から建設しましょう。
集めた素材を使用して監視塔を建て高台から敵と戦えるようにしたり、本部やシェルターを守る壁を建てたり、畑を作り食料の材料を生産したりしましょう。木、レンガ、鉄の素材がありますが、レンガが一番耐久力が高いため、攻撃を受けやすい箇所はレンガ造りにするなど工夫しましょう。

研究

日に日に数が多くなる感染者に対抗するためには、さらなる技術が必要。
そのためにも、街の学校や図書館、研究所だった場所にチームを送りましょう。科学的資源があれば、研究センターを作り研究することで、様々な施設や製造できるアイテムが増え、チームやゾーンを強化できます。研究は研究する物ごとに使用する資源の数が違い、時間もかかります。資源の生成と研究は研究センターで行われ、研究員がいないと研究が進みません。夜は研究員もシェルターに隠れるため、研究には長い時間がかかります。研究員の数が多ければ時間が短縮されます。

感染者だけが敵ではありません。敵対的な人もいます。武装しているため感染者より厄介です。場合によってはライフルを持っているため、チームメンバーが死亡するリスクが上がります。ですが、倒すと武器や銃弾、食料が手に入る可能性があります
また、敵は歩き回っていることが多いですが、建物に隠れていたり、待ち伏せしてチームを人質にするなどのイベントもあります。

人口増加

たまに、仲間になりたいという人が来ます。最初の方は人が少なく、チームメンバーや建築をする人が足りなくなりがちです。
市民画面から、何人をどの仕事に割り当てるかを決めることができるので、早く進めたい仕事がある場合は人を多く割り当てましょう。人が多くなればなるほど、割り当てられる人数が増えますが、その分食料の減りが早くなります。
食料は画面上のHUDで確認でき、食料カウント1つで4人分の食料です。人が多くなればなるほど食料の減りが早くなるので、人が多くなればなるほど良い訳ではありません。

乗り物

探索していると、動きそうな車両が見つかります。チームを送り修理させれば、移動手段として使うことができます。車は、チームが探索で見つけたアイテムを収納でき、移動速度も格段に上がります。ですが、ガソリンがないと動きません。
車の種類はいくつかあり、種類によって耐久力や移動速度、収納できるサイズが変わります

まだまだ特徴はありますが長くなるため、最後にいいところと悪いところを挙げていきます。


ゲームのいいところ

1.現実の都市で遊べる

マップは、オリジナルのマップではなく現実の街を舞台にしています。
舞台にしたい都市名や住所を入力し、マップをダウンロードすれば自分の好きな場所を舞台に遊べる。OpenStreetMapを利用しているため、警察署や図書館といった建物もちゃんと再現されている
つまり、自分の住んでいる家を拠点に、近くにあるコンビニで食料を集めたり、交番で武器を入手したりなども可能。
ただし、大きな建物がない田舎や、OpenStreetMapに載っていない場所は指定できない。

2.建設の自由度が高い

マップ内に建設できる壁や塔は、グリッドなどではなく自由に設置できる。また、壁に関しては建物と壁を接続して壁の建設を抑えることもできる
廃屋は小さすぎるもの以外すべて改装できるため、好きなようにゾーンを建設できる

3.Mod対応

アーリーアクセスにもかかわらず、Modに対応しています。現在SteamワークショップにはバイオームやマップなどのModのみですが、今後さらにModに対応する可能性もあります。


ゲームの悪いところ

1.難しい

アーリーアクセスということもあり、要素が少ないため難しさが目立つ
人が増えれば増えるほど仕事が早くなるが、その分食料の減りが早くなる。つまり、その増えた人数分の食料を集めるために更に人を増やす…
この無限ループにより、どんどん忙しくなるのみ。チームが指定したエリアを自動で探索してくれる機能などはないため、チームを増やせば増やすほど自分が忙しくなる。

2.要素が少ない

アーリーアクセスなので仕方ないですが、目標などがありません。たまに発生するイベントがありますが、ゲームを通しての目標などはなく、クリアの要素もありません。イベントの種類もまだ少ないので、同じことの繰り返しになりがちです。

3.現実の都市で遊べるが…

現実の都市で遊べるが、警察署やスーパー、医療施設の数などもゲームに影響するため、都市によっては物資が足りなくなり難易度が上がります。
難易度の調整はできますが、それでも施設の種類が少ないデメリットは大きいので、「遊べるが楽しめるかはわからない」という方が正しいです。

4.その他、細かいところが気になる

日本語が一部文字化けしていることや、バグや不便さが少し目立ちます。
カメラのズームアウトやチームの居場所などのシステムが改善されれば、さらに良くなるでしょう。


結論

以上となります。総評から言うと
ゾンビディフェンス好き、街づくり好き、サバイバルゲーム好きの方にお勧めです。

悪い点が多いように見えますが、アーリーアクセスなので今後に改善されていくでしょう。タイトル画面の右上にはロードマップが書かれており、今後追加されていく機能や要素が書かれていました。
このゲームの開発元Jutsu Gamesのゲームは、個人的に好きで買ってプレイしています。実は同じ開発元の別のゲームにもゾンビ系のゲーム(DLC)があるので、それも含めて次のゲームレビューで紹介する予定です。

人を選ぶゲームなので、購入する前にプロローグ(体験版)をプレイすることを推奨します。
Steam体験版ダウンロード☟

Infection Free Zone
Steamで現在 ¥ 3,299

オペレーター、人類の最後の砦の運命は貴方にかかっている。
旧世界での健闘を祈る!

ではまた、次のブログで。

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