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【バイク教習日記31】GWにバイクに乗るにはここが踏ん張り時!

50歳153㎝の女子が無謀にも大型バイクの免許にチャレンジした記録です。

【4月20・24日 教習48・49時間目】

教習項目11.14.16 急制動、交通状況及び道路環境に応じた運転、高度なバランス走行 

久しぶりの教習で緊張しているのか?


前回の教習が3月28日だったので、久しぶりの教習にドキドキ。
ただ、見極め直前で補習になったことがショックで登校拒否?というわけではない。

第二の思春期(更年期障害)で体調不良などが続き休みがちとなってしまった。

とは言え休みがちになると再開するのが億劫になり少々足が遠のいていたのは事実である。

補習1時間目は1コース、2コースをそれぞれ2回づつ走行する。
コースを忘れているのでは?という不安は、バイクに身を任せると自然と取り払われた。

バイクに乗るとなぜか道順を思い出せるから不思議。

コケはしなかったものの、クランクで1回パイロンに接触してしまう。
クランクはヨロヨロ通過ながらもこれまではあまり失敗したことがなかった種目だ。
パイロンへの接触は一発検定中止事項なので、この段階での失敗はかなりショックをうけた。

どの種目もなんだか冴えない感じで、せっかく補習を受けたのに何か改善したり、上達したという感じもなく終了してしまう。

雨の日の教習はとにかく蒸れる


補習2時間目は久々に雨の中の教習となる

普段の教習は上はライダースジャケット、下はジーンズで受けている。

ライダースジャケットには安全のために、胸、肩、背中、肘にプロテクターが入っていて、それなりに重さもありゴツいジャケットである。

ぽっちゃりな私が着ると、ますます丸々としたシルエットになる。

それだけでも十分に暑いのにその丸々とした上に雨合羽を着るので、モコモコになってしまう。

モコモコダルマ状態での教習はとにかく蒸れて暑い。
体中から汗が噴き出してくる。
背中をダラダラと汗が流れて気持ち悪い。

汗でヘルメットが曇って視界も悪くなってくる。

不快指数がかなり高めの状態での教習は集中力が続かず、種目のタイムもイマイチな上に、教習の最後の方でなんでもない場所で立ちゴケをしてしまった。

まだまだ初心者のうちはちょこっと転んだところで当然という感覚ではあったが、最近はあまりコケなくなっていたので、これはかなり凹む。

補習を受けているのに技術が向上するどころか後退しているのでは?と後ろ向きな気持ちのまま教習を終えることになった。


【4月29日 教習50~52時間目】

教習項目11.14.16 急制動、交通状況及び道路環境に応じた運転、高度なバランス走行 

GWにバイクに乗るにはここが正念場!!


2段階では1日に3時間まで教習時間を取ることが出来る。
ここで見極めに通って、直近の卒検に合格すればGWの後半には公道でバイクに乗ることが出来るかもしれない。
卒検を一発で合格すれば…。という無謀な?目論見のもと3時間予約を入れる。

鬼門は急制動のギアチェンジ

補習3時間目はとにかくひたすら急制動の練習に励む。
停止線を超えることはあまりないが、ブレーキポイントまでに規定の速度が出せなくて失敗してしまう。

「S字コースの出口を右折しながら車線を越え、急制動のコースに入りスピードを上げる」

要するに、「右折して車体が正面を向いたらすぐにギアチェンジしてスピードアップする」ということ。

頭で考える分にもイメージする分にも十分にできている。ただ、、

実際は、S字の出口でヨロヨロと大回りな右折をしてしまい、なかなか車体が安定せず、正面を向いてギアチェンジを始めるころには時すでに遅し。ブレーキポイントまでに加速が間に合わず失敗してしまう。

終了時間までひたすら急制動の練習を繰り返すも、状況は芳しくない。

やっとなんとか形になったかも??

ランチを挟んでお昼からの補習4時間目も急制動を繰り返す。

ひたすら練習を繰り返したお蔭か、やっとギアチェンジのタイミングが体に染みついてきたようだ。
ブレーキポイントでのスピードもクリアできる回数が増えた。

急制動に目途がついたのでコース走行をしながら各種目を確認する。
スラロームのタイムが少々足りないが、そのほかは及第点という出来になってきた。

このままでいけば、見極めに進めるのでは?と思えるようになってきた。

なんとかなったハズでは??


続けて補習5時間目に突入。
卒業検定を想定して、乗車から降車まで含めて本番さながらのコース練習。

本番さながらで走り始めたものの…

スラロームでパイロンをひっかける。
体に染み込んでいたハズの急制動のギアチェンジのタイミングがおかしくなってスピードが出ない。

「なんで?どうして??」
さっきまで出来ていたことが、なぜか急に出来なくなり。
出来ないショックで体が硬くなり、ますます出来なくなり。

「出来ないスパイラル」に陥って散々な状態であえなく補習5時間目が終了してしまった。

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