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レンズを通して

noteを始めて、初めて気が付いたんだけれど、
わたしのスマホのアルバムには写真があんまりない。

食べ物を撮っても、景色を撮っても、肉眼で見ている綺麗さを写しとれないから、旅行に行ってもシャッターを切る回数が人より少ないのは自覚していたんだけれど、改めて見るとこう、雑な瞬間が多い。

今年の5月には、『日本文学盛衰史』の滞在制作で、兵庫県豊岡市にある城崎国際アートセンター(通称KIAC)に2週間お世話になった。
KIAC(「キアック」って発音する)のある城崎は温泉街で、浴衣を着た観光客が下駄で道を歩いていて、夜になると川に反射するようにオレンジ色の光が灯る、情緒的でとっても素敵な場所だ。
そんな素敵なものに囲まれていたというのに、一番のお気に入りの写真はこれ。

表も撮影済み。

うーん。伝わっています?
初めてこんな棒を見たので、面白いなぁ楽しいなぁ、と誰かに伝えたくて写真を撮ったのだけれど、まだこの良さを誰にも伝えられていない気がする。無加工なので、色がくすんでいるし。
「初対面の人が、これで資料を指し示す姿」を想像して、楽しいと思ったんだけどなああああー

兵庫県立コウノトリの郷公園でコウノトリを見たときも、

遠くて構図が悪かったり、

ズームしてムードがなくなったり。

全ての写真がおなじクオリティとは言わないけれど、改めて眺めると、こういう写真とか、メモとしての写真、あとスクリーンショットが多い。
Instagramをやっていない若者は、皆こんなもんなのでしょうか。そうだと嬉しいけど、私の予想では、現代っ子というのは構図とか色味とか、もうちょっとセンスがあるように思う。

noteの投稿では、毎回記事の一番上にある画像が設定できる。
だからこれからは、どうにか写真を撮る生活を心掛けるつもり。ハッとしたら、シャッターを切る!
ネットリテラシーがあり過ぎるので、著作権や肖像権を考えて頭がこんがらがるので、なるべく自分でこしらえた写真をアップしたい、、所存。


お店で猿の絵柄のTシャツが売っているのを見た。
「この子の名前なんだったっけ」って思っていたら、帰り道に遭遇した。

おさるのジョージ。
これが、今日撮った写真。

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