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「ゆたかな人生がはじまるシンプルリスト」を読んでみた


コロナ自粛期間、ひとりで過ごす時間が増え、自分を見つめなおす機会も増えたのではないかと思います。
私はシンプルな生活というのに関心を持つようになり、自分の私生活を見つめ直すようになりました。
そのきっかけとなった人物がドミニックローホーさんです。
フランスの方で、シンプルライフを確立された方であり、多くの本も出されています。
私はドミニックローホーさんの考え方にとても感銘を受け、
「ゆたかな人生がはじまるシンプルリスト」という本を図書館で借りて読んでみました。

シンプルリストとは
自分の人生の経験からわかる
自分にとっての幸福、悩み、苦しみ、好きなこと、嫌いなこと、感性が磨かれるもの、将来像
などをリストにしたものです。

シンプルリストの項目は50近くあります。
こちらの本を読めば、作り方や項目など、詳しく書いてあるので、ぜひ読まれてみてください!

私はこの本を読んでからすぐに、300ページくらいの小さな文庫のようなノートを買い、
すぐにリストのリスト(リストについての目次)をつくりました。

こんな感じです(笑)字が汚くてすみません💧

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これは1日、1週間で完成するものではないので、何年もゆっくり時間をかけて自分が幸せであり続けられるためのリストを作ってみてはいかがでしょうか?

ここで、この本の中で印象に残った部分についての紹介をします!

“小さな幸せの瞬間を集めたリストは実は幸せな人生そのものです。本当の幸せとは他人に自慢するものでもなければ、他人の期待するイメージに添うことでもありません。それは日々の暮らしの中にあるのです。”
この文章を読んだときに肩の力がす〜っと抜けたような気持ちになりました。
InstagramやTwitterなどのSNSを利用して自分の自慢話をすることが本当の幸せではない
と言うことに気付きました。
たしかに、本当に幸せならそれを他人に知ってもらう必要はなく、自分の中で完結するはずです。
幸せというのは日々の生活の中にあって、それは1人で感じるものであったり、誰かと分かち合うものであったり、さまざまだと思います。
その幸せをわざわざ他人に知らせる必要はない。
自分の中に留めておくこと、そして、その手段として使われるのがシンプルリストだと思います。

“そのときどきの気持ちやアイデアを書き留めたノートやメモ、ポエム。書くことで移りゆくものを記録に留めることができ、リストをつくるための貴重な下書きとなります。そうしてできたリストはあらゆる分析のための強力なツールとなるのです。”
この文章からもわかるように、いきなりシンプルリストに書くのではなく、日々感じたことは他のノートやメモにまとめておくことが重要です。シンプルリストとは洗練された、シンプルなものである必要があります。ダラダラと書いてしまうと、日記と同じになってしまい、整理することができなくなってしまいます。下書きのつもりで小さなメモに感じたことを書き止めてみましょう。私は常に何か書くものとペンを持ち歩くようにしています。そして、家に帰ってからそのメモをもとにリストに書き加えています。

“大人になるということは、過ちを自覚することであり、内面に潜むあらゆる自分と最大限調和して生きていくように努めるということなのです。”
過ちを自覚することは簡単にできるようで意外と難しいことでもあります。私はこれまでなかなか自分の悪い部分を見つめる機会がなかったように思えます。リストを使って、やって後悔したこと、失敗したこと、人生の責任、重荷になっているもの、自分の多面性などを見つめ直すことができ、自己分析をすることができました。生きていれば自分の悪い部分が出てしまって過ちを犯すこともあるかもしれません。そういった時に、責任転嫁したり、嫌な自分から逃げてしまっては成長できないということがわかりました。
このリストを見れば、自分の悪い部分も良い部分も客観的に理解することができます。
そしてどうすればネガティヴ思考を追い払えるのか、問題にどう対処するのか、過去の自分が書いたリストが教えてくれるはずです。










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