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創業360年の御用菓子の和菓子店が閉店へ そのわけは?

コロナウイルスが世の中を騒がせている昨今ですが、そんな中360年続いた滋賀県大津市の老舗の和菓子店「藤屋内匠(たくみ)がコロナウイルスとは関係のないことで3月末をもって閉店することとなったそうです。

江戸期から大津を代表する老舗和菓子店としてされてきたお店がなぜここへきて閉店するのか。その理由は、店主が79歳になり後継者がいないことが理由だそうです。

藤谷内匠は、1661年に創業。それ以降、京都御所に献上するなど御用菓子を納めてきた。看板商品は、「汐美饅頭」や「近江八景をかたどった落雁」が有名だったそうです。

特に汐美饅頭は、上皇后美智子様もお気に入りだったそうです。

そのような和菓子の名店も、時代の波には勝てず2000年代に入ると、婚礼品などで和菓子が使われなくなると売り上げも下降し経営も厳しかったそう。

360年とう計り知れないほどの長い時を繋いできた名店が、時代の変化や後継者問題で閉店してしまうということには、色々と考えさせられました。

逆に「たねや」「とらや」といった和菓子店は、徐々に現代人好みに味を変えているという話を各々の社長がなにかで語っていたのを思い出しました。

伝統を守ることと、時代の変化に適合をしていくことを両立しなければ生き残れない時代なのかもしれません。

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