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コードから作曲する方法

作曲の方法というのは、これが正解というものがないですから、人によって様々だと思いますし、方法というのは、山ほどあります。
その中で、作曲はイメージだと以前の記事に書きました。実際、軸となる考え方はそうなんですが、何もない状態でメロディーをイメージするのは、難しいです。もちろん、そっちの方がイメージが湧くという方は、どんどんそれでやってもらって良いと思いますが、何らかのインスピレーションの元があったほうがイメージが湧きやすいと思います。
そこで、今回は、コードをインスピレーションの元にした作曲方法について取り上げてみたいと思います。コードから作曲するという方法は、比較的オーソドックスな方法で、取り組みやすい方法だと思います。
よければぜひご覧ください。

メロディーとコードが基本

現在の音楽、いわゆるJ-PopやJ-Rockと言われるジャンルの曲のアレンジなどを、削ぎ落とすと、そのほとんどが、メロディーと、コードだけで構成されています。例えば、ギターの弾き語りというのは、ほとんどの場合、歌のメロディーと、コードの伴奏で構成されています。

逆説的に考えると、メロディーと、コードという、曲の軸となる部分を作れれば、あとは、アレンジで肉付けするという流れで、曲を作ることができます。

メロディーが先か、コードが先か?

次に考えるのが、メロディーから先に作るのか、コードから先に作るのか?ということですが、メロディーからコードを作るのは、難易度が高いと思います。既存のメロディーにコードをつけていくのは、それなりに音楽の知識が必要です。もちろん、そういうスキルも持っているに越したことはないですが。

一般的には、コード進行という土台(というべきか?)を作って、その上にメロディーを乗せていく方が、比較的楽に発想が生まれると思います。

なので、今回は、コードから先に作る方法を書いてみたいと思います。

コードの伴奏を聴いてメロディーをのせる

早速やってみたいのですが、こちらに、コードのみの伴奏をサンプルで用意してみました。(EX1)
よければ、ここに「ラ」とかでも、鼻歌とかでもなんでも良いので、浮かんだメロディーを歌ってみてください。
おそらく、一回聞いたくらいでは、出てこないので、何度も繰り返して、メロディーのイメージを膨らませてみてください。

ちなみに、この伴奏のコードは、C-Am-F-Cです。
例えば、私はこんな感じでメロディーをのせてみました。(EX2)

もちろん、これが正解というわけではないですし、あくまでも一例です。
ちなみに、これは、曲の歌い出し、いわゆるAメロのイメージですが、これを、一曲全体に広げて、歌詞をつければ、曲のベースは完成です。
これを繰り返していけば、曲が作れるということになります。

工夫を加える

先ほどの例は、バラードっぽい雰囲気でしたが、例えば、これをアップテンポにしてみたら、新しいメロディーが生まれるかもしれませんし、他には、リズム(ストローク)を変えてみるとか、工夫を入れることで、メロディーの可能性はさらに広がります。

コード進行の作り方

ここまできて、気になるのが、では、どうやってそのコード進行を作るのか?ということだと思いますが、この話は、壮大な話になるので、機会があれば、少しずつ記事にしていけたら・・と思っています。

うっちーの作曲遊び部屋

このYouTubeチャンネルでは、私が作った作品のデモ音源などをUPしてます。1コーラスだけのものなども多いですが、よければ、訪れてみてください。

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