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低空飛行note

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ひきこもり・メンタル系の当事者会〈低空飛行net〉から生まれた書きものサークルです。表現したい、発信したい、そんな何かを載せられるnote。物好きなメンバーが気の向くままに更新中。
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#メンタル

低空飛行net定例会に行くと

定例会に行くと自分にとっていい月も悪い月もぽつんぽつんと言葉を置いていけます また違う立場や違う状況の人の話も聞けます 知らない情報もぽつんぽつんと入ってきます また触れられたくない事は言わなくていいのでその時間はとても優しい時間だと僕は思います。 同じ状況の人に共感したり自分の持っている情報を提供したりできます。 ルールが言いっ放し聞きっぱなしなのもすごく人にやさしいと思います。 なかなか来れない方にもそっと寄り添うように来れたらどうぞと言うスタンスで連絡を取っている

定例会について

低空飛行netという場所の私なりの感じ方を書いておきます。 (名古屋市で活動する自助グループです。希望したメンバーがそれぞれnoteを書き、マガジンとしてまとめています。) 低空飛行noteは、各々の個性が感じられる日常から熱情まで入った賑やかな場所になったと感じています。 低空飛行netの定例会の説明には”静かに話しています”、”座っているだけでもOK”とあります。そこに目を留めnoteへとたどり着いた方がいたら、めちゃくちゃ喋るやんけ、テンション高いやんけ、と思うかもし

ひとつの世界でバランスを保つ

こちらの記事を読んで頭を整理してみようと。 矛盾するような感じ方を自分の中に共存させて前向きな日常を送る。これに今の私は苦労しているのかなと思った。 記事を読みながらいくつかの場面を思い出した。 ある日の診察室。 「人の集まるところに行けないんです。もっと具体的に言えば男性のいるところに行くのが不安で、女性だけの世界なら行ける気がするけど…。」 「でもそんな世界はない…?」 「はい。」 私はうなずいて、”つまり外に出られない”という全く不甲斐ない自分を医師に説明した。悔し

ネイルを塗るという行い

私は頻繁に爪に綺麗なマニキュアを塗る。 理由がある。そこしか好きになれないのだ。 形を整え、好みの色を注意深く塗り終えた10枚の爪はひらひらと動き、自分の視界に色と光を散りばめる。 私の爪だけはきれいだと、自分にもきれいな部分があるのだと、スキという気持ちを気づかせてくれる。 「そんなことない、きれいですよ」とか言ってもらえるのだろう、人間だからね。言いますよね? でも理屈ではなく、言ってもらえても、ほぼほぼ嬉しくないのです。 (というかそもそも出し抜けにきれいですよ、って言

笑いと寿命とメンタルと

幼い頃の私は笑う場面ではない場面で笑ってしまったり、逆に笑う場面で笑っていなかったりしました。 小学生になって、笑ってはいけない場面で笑ってしまい、クラスメイトを激怒させてしまったことがあります。 そのクラスメイトは正義感が強く、自分の事では滅多に怒ったりしない人でした。どう考えてもそのクラスメイトが正しい。しかし私も笑いたくて笑った訳でない。これを機に私は"笑う練習"をするようになりました。 一日一回、鏡の前で笑ってみる。最初はただ笑顔だけ作っていたので引き攣ったよう

脳内アウトプットはなかなかに有効だ。

低空飛行に参加させてもらう前の事なので、もうかなり昔の事になります。 その頃の私は引きこもりというか親と顔を合わせないように生活している『家庭内別居』状態で、普通に仕事に行って生活している親とは真逆の生活、所謂昼夜逆転生活をしていました。 しかしながらそんな生活にも終わりがやってきます。親の定年が近づいてきていよいよ居場所が無くなる、と焦っていました。頭の中はぐちゃぐちゃなのに時間は刻一刻と迫ってくる。 せめてこのぐちゃぐちゃ、ごちゃごちゃな頭の中だけでも整理したい。そう