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フライ、ダディ、フライ 金城一紀

どぅもほのぼの🍵です今回は金城一紀さんの書いたフライ、ダディ、フライです



あらすじ📚


鈴木一、47歳。いたって平凡なサラリーマン。ただし家族を守るためならスーパーマンになれるはずだった。そう信じていた。あの日が訪れるまでは──。一人娘を不良高校生に傷つけられ、刃物を手に復讐に向かった先で鈴木さんが出会ったのは──ザ・ゾンビーズの面々だった! 脆くも崩れてしまった世界の中ではたして鈴木さんは大切なものを取り戻せるのか。ひと夏の冒険譚がいま始まりを告げる!


私見🧐


ザ・ゾンビーズの第2弾となる

今回の主人公はどこにでもいる普通のサラリーマンの鈴木一(すずきはじめ)

うん名前も平凡

そんな鈴木さんには大切にしている1人娘の遥さん

目に入れても痛くないほどの存在の遥さんが怪我をして病院に担ぎ込まれてしまう

そこではじめさんが知った事実は顔と腹を殴られた娘のことでした

その病院で出会ったのが加害者側の生徒とその学校の職員

手を出した生徒はあろうことかボクシングで注目されている生徒、若気の至りで済ませたい先生たち職員側

相手が相手だけに1発ぶん殴ってやることもできない悔しさ

帰宅しても寝れないはじめさん

全てが崩壊してしまったその日から

鈴木さんは決意をして家に出た

ナイフを鞄に忍ばせ刺し違える覚悟で

ボクサー野郎のいる学校に乗り込み

ひと思いに

返り討ちに合う鈴木さん、それも学校を間違えるという凡ミス

そこで我らがザ・ゾンビーズと出会い

彼らの助けを借りて復讐をする運びになるわけです

ナイフなど使わず己の身体で

ザ・ゾンビーズシリーズは朴がいないと成立しないとほのぼのは思ってます

鈴木さん朴の師弟関係に奥さんの協力、そしてなんといっても娘さんの通ってる学校

来る日も来る日もダッシュして筋トレして木登りして

これってなんか意味あるのみたいなことの繰り返し

格闘術とか教えてーなーみたいに思いながらも、思ってないかもしれない

でも鈴木さん頑張ります

ようやく最後のトレーニングの日

バストのかけっこもこれで最後

乗客が観客

Go!

涙なしには語れません

そしてついに迎えるリベンジマッチ

目の前にいるのはあの憎きボクサー小僧

そしてこのリベンジマッチのためにザ・ゾンビーズの面々が最高の舞台を用意してくれていました

最後のタイマンは手に汗握る展開になります

かっこいいお父さんに変身した鈴木一さん

最高じゃないと思わせてくれる

そんな1冊でした




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