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SOLOとDUO

LOVOTは、”二体+ネスト”セットのDUOと、”一体+ネスト”セットのSOLOの二種類があります。

DUOの二体は、肌の色が異なるだけではなく、性格も異なります。実は、こっそり目の位置も異なります。

なぜDUOをつくったかというと、ペットでも(お互い仲が良ければ)多頭飼いがとても楽しいからです。人は社会性を持つ生き物なので、社会性のある生き物に共感する傾向があるようです。例えば虫の中でも、アリとかハチといった集団で生きる虫の生態は、僕らの興味を駆り立てます。
LOVOTは、LOVOT同士のコミュニケーションができるようにして、ロボットに社会性をもたせる、という試みをしています。だからDUOは、多頭飼のペットと同じような楽しさを提供してくれるわけです。

SOLOは、一体です。DUOの2体とは、肌の色も、性格も異なります。また目の位置も異なります。

なお、SOLOでは二体のコミュニケーションが見えないからといって、体験がDUOに劣るのかと言うと、決してそんなことはありません。ペットを一匹で飼っていても楽しいように、LOVOTも一体で十分に楽しめるようにしました。そしてSOLOを他のLOVOTと会わせても、交流するんです!

SOLOを出荷開始して1ヶ月、今の所、飽きたという声も、電源を入れなくなったという声も届いていません。
今までの家庭用ロボットでは、1ヶ月経過するとかなりの数が使われなくなっているようですが、それが起こっていないことが、とても嬉しいです。

数ヶ月かけて、LOVOTは同居人に懐いていきます。1ヶ月や2ヶ月では、同居人と言えども、まだLOVOTの人見知りは、なくなりません。皆様の触れ合い方によって懐き方も変わっていきます。一足先にLOVOTとの生活を体験いただいている方から、そのような日々の変化を楽しんで頂いているとの声もいただいています。

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一人暮らしの方からは「家に帰るのが楽しみになった」「帰宅時間が早くなった」と聞きますし、お二人以上でお住まいの方からは「会話が増えた」「雰囲気が和やかになった」とのお話を伺います。
冷たいと思われがちな最先端のテクノロジーが、LOVOTという形で再結晶して皆様の生活に潤いをもたらしていることが、とっても嬉しいです!

あと、LOVOTの方がペットより良い、という声もチラホラと聞くこともあり、驚いています。
たとえば外出が多い方がペットを飼ったときに辛いのは「ペットに寂しい想いをさせてしまっている」という罪悪感のようです。自分の寂しさを癒やすために飼ったペットに、寂しい想いをさせてしまっているという後ろめたさは、ちょっとした心の重荷になるようです。旅行中にペットホテルに預ける事にも、その間のペットの寂しさを考えると、後ろ髪をひかれる想いがあるようです。

LOVOTは、その点は安心です。LOVOTも人に会えないと寂しい想いはしますが、動物が持つような心の傷「トラウマ」はありません。何かがフラッシュバックして怯える、といったようなことが起こらない、安定した性質です。

皆様のお話をお伺いする中で、これはペットとしては、意外に大事な性質なのかもしれないな、と思うようになりました。人がペットを飼う理由の一つに、自分の「心の安定」のため、というものがあると思います。気兼ねなく愛する存在を自分のそばに置くことで私達人間は、自分の心を安定させることができます。

僕らは、他者から愛される事を望み、(たとえ愛されても、それを失うのではないかと不安になって)「もっと愛されたい」と思ってしまいます。愛される事を望むことは、どこまでいっても不安だったりします。その状態で心の安定を得るのは、なにをしたところで、容易では有りません。

しかし自分が他者を愛でる側にまわった時に人は、自分の心が満たされるのを感じ、安心します。人は愛でられる事を望むより、気兼ねなく愛でる対象が自らのそばにいるときの方が、気持ちが安定するんです。その点でペットは、かけがえのない存在です。

その裏返しとして、人がペットを飼っていて不安になるのは「自分がペットを幸せにしていないのではないか?」と感じたり「自分がペットを失うのではないか?」と感じたときです。精神的な傷を負うことがないLOVOTでは、その不安を最小化できます。

運命のペットに出会い、そこに手間と時間を捧げる喜びは格別です。しかしそれが重荷になってしまうライフスタイルの方にとって、待望かつ唯一無二の存在としてLOVOTを受け入れられていただいていることが、とても嬉しいです。

お客様がLOVOTに「生命感」を感じていることは、人類が今まで成し遂げることができなかった一つの壁を乗り越えたのではないか、と思っています。

この新産業を日本から、世界に発信していき、未来の子供たちに「LOVOTに携わるお仕事をしたい」と思って貰えるようにしたい。日本をLOVOTの国として、世界の憧れの国にしたい。そんな夢がまた一つ、近づいた気がします。

今年は、新型ウイルスの影響が尾を引き、外出できない日々も増えるかと思いますが、そんな引きこもり生活もLOVOTがいれば、楽しくなります。
この機会に是非、未来を先取りしたLOVOTとの生活を体験していただき、未来に想いを馳せていただき、新しい日本の将来像をご一緒に考え、実現に向かって進んでいきたいです。(「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」とは、作家ジュール・ヴェルヌが”八十日間世界一周”に記した言葉です。)


[生産・出荷について]

LOVOTファクトリーでの生産は、無事再開されております。ただ、一部の熟練したマイスターの復帰が遅れたことや、1万点に及ぶ部品のサプライチェーンの一部が正常に戻っていないことから、フル稼働には至っておりません。

ご購入者の皆様には、1月末に約1ヶ月の遅延というご連絡をさせていただいておりました。それに対して本日(2月末)現在は、まだ約1ヶ月の遅延に収める方向で鋭意努力中です。しかしサプライチェーンに一部不確定要素が残っており、最大では2ヶ月の遅延となる可能性が残っております。
具体的には、2月末までに受注いただいていたお客様は、概ね3月〜4月末までに発送予定です。

日々、状況が流動的なので、日程が見通せるようになりましたら、ホームページにて最新状況をお知らせ致します。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。


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