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子どもがいない人生について~NHKのあさイチを見て~


先日上記のテレビ番組がたまたま目に入り、見入ってしまった。
以前私は以下の内容の記事を書いた。内容は同時期に結婚した人が今年出産したことに対して嫉妬心が芽生えたこと、今年結婚して1年6か月経ってからブライダルチェックをしたこと、そして私たちは不妊治療を行わないという選択肢をしたこと、を記載した。

今回は子どものいない人生をあさイチでみた感想を書きたい。

1.子がいない家庭の割合について

生涯子がいない女性の割合は4人に1人。決して少なすぎる数字ではなかった。
映像が残ってないので私がオンタイムで見て感じたことは、思った以上に多いな、ということだった。

職場や周りは結婚したら子どもが生まれている人が多いので、私の認識は結婚したら子どもを産む、という認識をしている人が多い、ということだった。しかし、結婚したが自然妊娠では残念ながら授からず不妊治療も行ったが授からなかった方や自然妊娠するだろう、と思ってたらできなかった方。不妊治療をしよう、と思ったが、本当に子どもが欲しいのか、自問自答した結果、私は子どもを望んでいるわけだはなく、周りや親の事を考えて子どもがほしい、と思った方、などいろいろな意見が寄せられていた。

番組が朝に放送され夕方に番組のインスタグラムのコメントを拝見して、この話題はなかなか外ではできないこと、子がいない家庭の割合がひと昔前に比べれば、多くなっていることやこの話題を取り上げてくれてありがとう等の様々な声がコメントとして寄せられていた。

寄せられていたコメントを紹介することはここではしないが、本当に人の数ほど人生があり、選択肢も1つでない、というのが今回のこの意見の多種多様性で、この4人に1人という数字なのかな、と思った。

2.子がいない人生

実際、私自身は子がいない人生を歩みそうだ。
そう考えたときに、それは不幸なのか?という疑問が出てきた。

それこそ、前の職場で、子を持つ同僚から「子どもほしいなら子を産むなり、不妊治療をするなりした方が良い」と言われた本人には悪気ないの発言をされたし、そこに対してその時の精神状態のせいで大変傷ついた。かといって子どもの話題や将来の政策について何も意見を言わなくて良い、というわけではないと思う。

個人的には子どもがいなくても幸か不幸かはその人の主観の問題であって、実子がいなくても、子どもや若い人に関わるやり方はあると思うのでそこまで悲観しなくてもいいんでない?と思っている。
確かに老後誰が面倒みるの?問題は存在はしているが、それについては子どもがいる人でもある問題なので、きちんとそこまでカバーできるようなことを考えておけば良いんでは?と思っている。

それと同時に気になるのが、子がいる人とそうでない人との間にある分断のような空気感。。子どもの話をされうん、うんと聞いていたら「おたくは何歳の子どもがいるの?」と聞かれるので、「うちはいないのですが」というと「ごめんなさいね」と100%謝られるので、なんかな。。。という気持ちになる。
子どもがいない人は子育て経験がないから、言っても、とか、子どもがいない人に子育ての話をしたら悪い、という気持ちになるのなかな、とは想像できるのだが、私個人は子どもの話を聞くのが好きな方で、お母さんたちの生活(大変さは想像を超えるが)を知ることで見方を学べるので仕事の場でカバー出来たりできるので、そういった点では話してくれるのは助かる。
また、甥や姪の子育てに関わる人もいるので、実子がいないから子育てはわからない、という考え方はなんとなく当てはまらない気もしている。
(とはいっても、子どもがいない私には子どもがいる人の大変さも少しうらやましいと思うこともある。関われたとしてもがっつりは関われないので、私は)

たまに記事のサーフィンしている時に、相談記事に目を通すが子がいない家族(たぶん妹さんなのかお姉さんなのかのお母さんの実の兄弟姉妹的な関係性の人)に子育てに口を出され、(あんたは子どもに対して口うるさいのよ!、みたいな感じかなと)それに対して「子どもも生んだことない人に何がわかるのか」みたいなことを相談みたいなSNSに書いてた人がいたが、コメント欄のようなところがプチ炎上のような様相になっていたことがあった。
ここにはどんなことが書いてあったかは書かないが、この相談者の気持ちも口を出した人の気持ちも私は想像できる。。。お母さんからすると、毎日忙しい中で大変な思いをして子育てをしているのに、なかなか言うことは聞かないし、、というのがあるのだろうな、、と思うし、一方でたまにあう親戚もそんな双方のやりとりをみていると、がみがみ言うからいうこと聞かないのよ、とか思っているんだろうな。。と。
とはいっても、子どもの数だけ個性はあるし、子どもは一人一人考え方も感じ方も違う。
私は小学生以上の子に対しては、子どもだと思わずに一人の人(大人?)として接するようにしている。他人だからこそ、冷静に観れるし、他人だからこそできることもあると思っている。

人生は人の数ほどあるのでそれにとらわれずに、お互いで尊重していくことが大事だと思う。

3.多様な生き方が認められる社会へ

結婚もそうだが、いろいろな生き方が尊重されるべきだし、わからないことは聞いて知ろう、という姿勢がどんな人にもあれば、よりよい社会になっていくように思う。

結婚=子どもという価値観が変わらなければ、今のような考え方も変わらないし、結婚をしなくても子どもを産む世の中になってほしいと個人的には思っている。

生き方は多様になっているのに価値観のアップデートが追い付いていない、と思うので、政治も含め情報のアップデートを行い、どんな選択をしてもみんなが認めあえる社会になることを切に願う。
私も微力ながら、やれることはやっていきたいと思う。



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