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体罰復活の兆し。

私は、覚えている限り、
5歳頃から、家庭で、体罰を受けていた。

殴る、物で叩く。

それは、躾も含まれていたけれど、
単に、両親の虫の居所が悪く、
難癖をつけては、殴られたり、叩かれたりした。

中学生になって、部活動が始まった。

運動部に入った。

その顧問の先生も、やはり、怒ると、
部員を叩き、蹴るやり方だった。

部活動(学校)で叩かれ、蹴られ、
帰宅すれば、殴られる。

逃げ場がなかった。

私は、母に相談し、退部した。
怪我も重なって、退部の理由に出来た。

そして、体罰は、家庭のみになったが、
特に、精神的、肉体的苦痛は、軽減されなかった。

高校生になり、ようやく体罰はなくなり、
怒鳴られるだけになった(これも苦痛ではあるけれど)。

体罰というのは、やってはいけないもの。

自分の感情に任せて、我が子を、
他人から預かった生徒を叩くなど、
もってのほか。

しかし、一度、下火になった、体罰が、
復活の兆しを見せている、という。

これを許してはならない。

体験者だから、言う。

あなた達に叩かれ、蹴られ、殴られたことは、
一生忘れられない、と。

そして、今、体罰を受けている、あなた。

勇気を出して、ご両親や、
信頼できる大人に、相談して欲しい。

あなたが、体罰を受ける謂れは、
全くない。

一刻も早く、体罰から抜け出せるように
祈っています。

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