夏の自由研究、集大成「序」〜訪れた全ての地に感謝を〜 その②
続き
■板橋区立赤塚植物園
・種別:植物園
・面積:1.03ヘクタール
・料金:無料
・自転車走行:不可
板橋区立赤塚植物園は、狭いながらも起伏に富んだ地形をしており、ここへ行くにも幹線道路から谷を降りていかなければなりません。木々にはほとんど名札がついており、コンパクトに回ることができるのでおすすめです。しかし少し日陰に入ると蚊どもが群れをなして襲ってきます。探索レベルは「ビギナー向け」。
■東京都立光が丘公園
・種別:総合公園
・面積:60.8ヘクタール
・料金:無料
・自転車走行:可
東京都立光が丘公園は、今回の探索で訪れた公園・植物園のうち、最も広い敷地面積を持つ公園でした。かつて戦時中は成増飛行場として、戦後は駐留米軍家族が暮らす場所として利用されてきた歴史を持ち、広大な公園内にはさまざまな木があります。後述の夏の雲公園・春の風公園から続いて徒歩で入園したのですが、自転車が必要な広さでしたね。探索レベルは「中級者向け」。
■練馬区立夏の雲公園、春の風公園
・種別:近隣公園
・面積:5.4ヘクタール(夏の雲公園) 3.4ヘクタール(春の風公園)
・料金:無料
・自転車走行:可
練馬区立夏の雲公園・春の風公園は、どちらも金木犀が印象に残った公園です。高層団地の合間に生えた緑、という体ですが、中に入ると思ったよりも鬱蒼とした感じを受けました。蚊どもの襲撃が一番苛烈だったのはここです。ちなみに「秋の陽公園」という公園もありましたけど、ずいぶん離れているので訪れるのはやめました。冬は見つけられませんでした。探索レベルは夏の雲公園が「中級者向け」、春の風公園が「スパルタン」です。
■東京都立武蔵野公園
・種別:特殊公園
・面積:24ヘクタール
・料金:無料
・自転車走行:可
東京都立武蔵野公園は、今回の探索で訪れた唯一の「特殊公園」です。特殊公園とは、風致公園、動植物公園、歴史公園、墓園など特殊な目的をもって配置された公園で、武蔵野公園はそのうち風致(自然の景観を楽しむ)公園に該当します。探索レベルは「中級者向け」。
■東京都立野川公園
・種別:広域公園
・面積:40.1ヘクタール
・料金:無料
・自転車走行:可
東京都立野川公園は、道路をはさんだ片側を河川「野川」が流れており、正直言ってこちら側は自転車で走るには適しません。そしてこちら側は明らかにスパルタンです。木に名札がついているのは、キャンプサイトやバーベキュー広場のある、道の反対側です。そちらの探索レベルは「中級者向け」です。
■東京都立武蔵野の森公園
・種別:広域公園
・面積:38.6ヘクタール
・料金:無料
・自転車走行:可
武蔵野の森公園には調布飛行場を見渡せる丘があり、離発着する飛行機の様子をのんびりと眺めることができます。近くには、戦争中に大事な戦力である航空機を隠した「掩体壕」が保存されており、平和の尊さ、それを維持することの難しさを思い起こさせてくれます。探索レベルは「ビギナー向け」。
■調布市神代植物公園
・種別:植物園
・面積:49ヘクタール
・料金:有料
・自転車走行:不可
調布市神代植物公園は、東京の街路樹などを育てるための苗圃(苗を育てる畑)が前身です。4800種類、10万本(株)を誇る内容なのもうなずける話です。左右対称に揃えられた広大なバラ園は圧巻の一言。水生植物園と植物多様性センターが離れた所にあるので、これらも行く場合には注意が必要です。探索レベルは「中級者向け」。
■横浜市本牧山頂公園
・種別:総合公園
・面積:22.7ヘクタール
・料金:無料
・自転車走行:不可
横浜市本牧山頂公園は完全な山地形です。マップは高さのわかる地形図を開いておくことをおすすめします。脇道が多いので行ったり来たりを強いられ、高低差もかなりありますので、面積以上の広さを感じます。その代わり、高所からの眺めはトップクラス。探索レベルは「中級者向け」。
■横浜市根岸森林公園
・種別:総合公園
・面積:19.3ヘクタール
・料金:無料
・自転車走行:不可
根岸森林公園はその前身が競馬場ということもあり、全体的にトラック競技場のようなフォルムをしているのが特徴です。森林公園の名の通り、さまざまな樹木がある程度まとまって群生しているので、多くの個体を観察するにはもってこいです。探索レベルは「中級者向け」。一等馬見所跡は廃墟・遺跡好きなら必見です。
これら公園・植物園20か所、大変お世話になりました!あつくお礼を申し上げます!
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