第10話 救命センター 編

新卒で入ったとこは3次専門の救急で 2次病院でももうお手上げな
超重症患者さん専用の病院だった 最後の砦と呼ばれていた
コードブルーみたいな
かっこいい災害派遣医療チームもある病院やった
だから毎日搬送されて毎日人が亡くなり私は検視を警察に依頼したりとか
血だらけの荷物から保険証さがして家族に連絡したりとか
あんまりいい気持ちのする仕事ではなかった
マターリ公務員をしたくて 公務員に準ずる給与水準というから選んだのに
入ってみたら超忙しかった
まず そこで研修後に 事務で配属された
医事課には2人のイケメンがいた どっちもわたしより1つか2つ先輩の若い人。
茶髪の目がぱっちりしたジャニ顔イケメンと向井理似のイケメン(彼女持ち)
どちらも色白。
Iさんはイケメンでジャニ顔だけど向井理のことがすきだった
だから私が向井理と話してると生理中かな?ってくらいぴりぴりして嫉妬してきた
女みたいな奴だったけどそいつもイケメンなので好きだったw
だからそのイケメンと3人でお昼ご飯いくのが一番好きだったww
Iさんは厳しくて私がレセプト間違えてたら
◎◎さん(頭)大丈夫!?とかものすごい剣幕でキレてきて怖かった
なのに夜勤一緒に入ってて 夜中3時すぎたときから急にオフモードなって
好きな🖊ペンの話とかを
ぺらぺら自己開示してくれるそのギャップになぞにやられていた。
一人はIさんとKさん
Kさんは私がいつも 朝になって留守電を切り替えるのをわすれていたら
耳打ちするように こっそり、
るすでん、るすでん。。とセクシーボイスでささやくように教えてくれる
神対応でソフトで優しいイケメンだった。本当にかっこよくて
私の先輩の優しい医療事務のお姉さんもぜったいKさんのこと好きだったと思う
みんな大好き向井理
さてドクターとの出会いはどうか
病院の中を歩いてたらドクターからメモ書きでメアド渡されたけど
どうみても既婚のおじさんだった、、、残念である
ところがここの病院は
救命センター業務以外にも応急診療所業務もあった
休日と夜間にあるけど シフトで決まる。
この救命センターは特殊でなぜか
医科大学のなかでも運動部の主将的な
イケメンがみんなかわるがわるバイトでくるという
最高な応急診療所だったwwwwww
私立の医大は一般ピーポーは学費が高すぎて行けない
ので必然的に全員カネモだった
しかもみんな名前も顔も性格も全部かっこよかった
なんなんですか(笑)
わたしはぶっちゃけバイトで来る人ほぼ全員すきだったけど、www
特に応急診療所でアルバイトできてる医学生の
私はSくんが好きだった 
イケメン医大生と夜どおしペアで応急診療所の受付をする
一緒にフォンダンショコラとかカップ麺(病院の倉庫にある)
勝手に食べておしゃべりして
リクライニングの椅子でねる(笑)
しかも座りやすいほうを譲ってくれるの。優しいよね
医大生は頭よくて私が数字苦手で何度やっても合わないレジ締めを
神速度でピタっと終わらせてくれてもはやどっちが社員なのかわからんほど
頼りになった
Sくんとはお互い地元が阪急岡本駅で
一緒だからすごい話が合った。
私は仕事内容&夜勤がいやで体調崩したから10か月で退職したけど連絡とってた
彼は韓国に留学いくからその間に韓国遊びおいでとも言ってくれてた
彼が京都の祇園祭に
誘ってくれて
あつらえたばかりの着物と
新品の下駄をはいて
デートしてくれたのはとても幸せな思い出💘( *´艸`)
けど、しばらくして
先輩とでき婚してしまったorz
市場に出回るまでもなく
23歳の時点で医学部の中でチャッカリ者の先輩の女に
青田買いされとるwwwww
ショックだった (笑)

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