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私の独り言 Vol.61 『その努力って実りますか? それとも…?』


Hello, Everybody!


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先日一本のメールが届きました。


私はどれだけ頑張っても会社から認められなくて辛いです。
もうこれ以上努力しても高い評価などしてもらえるとは思えません。
どうしてなのでしょうか?
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あるクライアントから悲鳴のような相談があり、フッとある言葉を思い出しましたので、あなたにもお伝えしたいと思います。

◆僕の共感

ある芸人が言っていたことなんですが、
一時期テレビに出ていた知る人は知る人だと僕は思っているんですけども。

その彼曰く『実らない努力』『実る努力』があると断言していたんです。

そのさらりと彼の発した言葉に、僕は強烈な共感したことを覚えていました。特に『実らない努力』があるっていうことについてです。

◆実らない努力

これは僕の経験になるのですが、心の片隅にやらされている感があると、どんだけ頑張っていたとしても、知らない間にバーンアウトしていたということがありました。この苦しいと考えている努力は、いつの日にか実のると思いながらやるのですが、無情にもその努力は実りませんでした。つまり、これらは不完全燃焼です。

僕の好きな心理学の言葉で説明すると、努力しているけど上手くいかず、最後は、または知らない間にバーンアウトしてしまっていた。そのバーンアウトしてしまうこととは、心理学でいう(燃え尽き症候群)です。これは人間をストレスや変な圧力から守るために備わっている自己防衛のようなものになります。

僕も社会人になってから何回も嫌だと思いながらも苦しい努力をしていたのですが、思い返してみても達成感のある終わり方を思い出せないんです。マジで辛いくて嫌だったということしか覚えていません。

◆実る努力

逆に実る努力とはどのようなものになるのでしょうか?

まずは、とにかく楽しんで挑戦できていることが重要です。その楽しみ方っていうのが、それに何をおいても没頭できてしまえるようなことが見つかれば最高です。そのときの努力っていうのは、実る努力だと思うんです。

僕のケースでいうと中高生時代のバスケ部での練習です。当時体育教官であった強面の先生からバスケを教わっていたのですが、周りの人たちから見た時にはスパルタ教育だったとのことです。でも実際僕は、毎日の練習でメキメキと技術が高くなるのが分かっていたので全く苦痛には感じていませんでした。それどころか、毎日の練習が楽しくて、朝夕の練習があったり、そして休みもなく練習漬けだったのが嬉しく感じていました。そうすると僕のスキルもどんどんとついてきて、中1の後半には、レギュラー入りできていたんです。
他には英語ですが、新しいものに挑戦できることが好きだったこともあり、ラジオ英語を毎日聴いてネイティブと一緒に発音やリーディングをがむしゃらにやっていました。それが功を評して海外アメリカへ留学を5年間もできました。これもバスケと同じように楽しく続けれて努力の賜物です。(両方とも全く苦痛はなく楽しくできた。)

周りの人から見た場合には、スパルタ教官からの指導や毎日英語の猛勉強という辛い努力をしたおかげだと言われるんですが、僕にとってはとても楽しい時間だったと言えます。

これが『実る努力』なんだと思っています。

◆色々な参考意見

マーケターの森岡さんも同じようなことを言っていました。
不得意をなくす努力をするのではなく、得意なことや楽しめることを極めていく人のほうが伸びるていることが断然多く、そのほうが、やっている人たちもイキイキしてると言っておられました。

また、僕の好きなことわざ『好きこそ物の上手なれ』です。
上達するための工夫を自発的にでき、努力し続けることが苦にならないため、自然に物事の上達が早くなりやすい、好きだと感じているものは、自然に上手になっていくっていう意味です。良い響きです。

◆僕の世界観

これは僕が感じていることになります。それは、他責と自責(自分が源)という言葉で表現となりまして、

他責:人の指示に従っていたり、周りの名を必要以上に気にしていたりしながらやっている人やこと。
自責、自分が源
:全て言動は私発。全ての行いや言葉に関しての責任は自分にある。

今回の彼の言葉へ乗せ替えて考えてみるとですよ、次のようになると思っています。
『実らない努力』をしているとき、他責での努力しているケースが多い。
『実る努力』をしているとき、自責で努力、楽しんいるケースが多い。

さて、僕のクライアントへの返答としては、
現状、会社の組織での環境などが絡み合っているので、その組織編成や環境の変更は難しいと思います。だったら、あなたのできるところから楽しめるようにやりかたを変えていくのではいかがでしょうかと話しています。
まずは、悩みである苦しい努力を楽しんで努力をするようにしてください、そして何か同じ結果を目指すときにでも、小さな目標を立てて、そこに小さなご褒美を作ってあげたりしても楽しいと伝えています。そうすることによってあなたが見えていなかった世界が見られるかもしれません。

ただ、この人は、転職へと自責で考えて動きました。今は、良いポジションで『実る努力』をすることにより楽しんで勤めています。


これが私の世界観です。

僕も会社員をしていたときには嫌でも努力しなくてはならないときが多かったです。でも僕が我慢していれば、次のタイミングで良い評価がもらえるはずだとやっていましたが、僕のモチベーションが続かなかったり、フォーカスがズレていったときも方向調整できずにいて、上司からはダメな奴と見透かされていたんだろうなと思います。当然、努力してもそれに見合う結果などはもらえなかったです。

だから、結局同じところを走るんだったら、楽しんで走らないと、最終的には僕の体に異常をきたすだけだと思っています。何が楽しみになるのかは、そのときの環境や状況によって考えれば良い事なので、全く苦労することはなく見つかるはずです。

この辺りの心境の変化というのは、僕の感じている価値観の変化世界観が大きく変わったこともあります。やはり一番大きいのは若くして癌を患い、ガラリと僕の人生観が変わったことからのきています。人生一度きりだって本当に判りました。

今は、自責でベストを尽くしながら楽しく、そして休みをとりながら
無理のないよう複業をすすめています。

ではでは、また次の私の独り言でお会いしましょう。

See You Next Time!

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