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コミュニティが生まれるのは「ソーシャル・キャピタル」を見極めているか/第2回コミュニティファブリック

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こんにちは!泉北のまちと暮らしを考える財団の宝楽です。

「コミュニティ・ファブリック」は、
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地域住民と共に地域を盛り上げたい方に、
広場・団地・居場所・自治会に関する豊富な経験と知識を提供します。
あなたの地域での活動をサポートし、新しい拠点での挑戦を後押しします。

●今日のテーマは「コミュニティが生まれるのは「ソーシャル・キャピタル」を見極めているか」です!

実は、ソーシャル・キャピタルを意識しないと、広場・団地・居場所・自治会を応援する人が陥る罠があります。

私が視察や相談を請ける中でよく効かれる言葉に
「自治会とはどうつきあっていますか?」
「私の地域では自治会長の強いリーダーシップがあり、新しいチャレンジが生まれにくい」
「新しいチャレンジする人が地域の担い手になるには?」
という言葉を聞くときに
お話する背景を説明してみます


そもそもソーシャル・キャピタルとは!?

・・・ソーシャル・キャピタル(Social Capital)」という新しい言葉が注目されています。

世界的に注目を集めて大きな影響を与えたのは
アメリカの政治学者、ロバート・パットナム(Robert Putnam)です。
パットナムによれば、「ソーシャル・キャピタル」とは、「社会的な繋がり(ネットワーク)と
そこから生まれる規範・信頼」であり、
共通の目的に向けて効果的に協調行動へと導く社会組織の特徴
とされています。

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