世界最速サマソニ2022ラインナップ予想

「いや気が早いな!」
そう思いながらもこの記事を覗いてくれたあなたなら、私の気持ちを分かってくれるはずだ。待ち遠しいものを夢見て想像する楽しみは、大げさに言えば人類に与えられた財産。今からもう既に行きたくて仕方ないSummer Sonic 2022のラインナップを本気で考えていきます。

1.前回までのサマーソニックを振り返る

2017年のポイントはEDM/ポップと和洋ロックの二本柱。
前者はヘッドライナーCalvin Harrisを筆頭にAxwell Λ Ingrosso, R3HAB, エレクトロ寄りだとJUSTICE, ポップではDua LipaやCharli XCXとより新たな層を広げていくようなラインナップ、後者はヘッドライナーFoo Fightersと、BABYMETAL, MAN WITH A MISSION, Royal Blood, Kasabianなど日本・海外のロックを織り交ぜたラインナップ。

2018年のポイントは海外音楽シーンの最前線。ヘッドライナーはNoel Gallagher, Beckと固いチョイスだったが、その脇を固めたのはChance The Rapper, Tame Impala, St.Vincent, J Balvin, Rex Orange County, Billie Eilishなどジャンルを問わず海外で成功を収めるアーティストが並んだ。

2019年のポイントは3日間で多種多様な客層を集める多彩さ。B'z, The 1975, Fall Out Boy等ターゲットが広いロックアクトが目立つ日、Red Hot Chili Peppers, BABYMETAL, Catfish and The Bottlemen,など各ステージごとにロックの中でも特徴が出た日、The Chainsmokers, ZeddらEDMからBlackpink, Perfumeらポップ、Disclosure, Flumeといったエレクトロまで並んだ日、と各日それぞれのカラーが出た。

2020年はサマソニ、フジロックと日本の2大洋楽フェスが開催されず、単独での来日公演も春先の一部だけだった。しかしその間にも多くのアーティストが作品を発表しており、音楽の世界は歩みを止めていなかった。
今年後半には世界的にもアーテイストのライブ活動が再開し、日本においてはSUPERSONICの開催が洋楽公演の再スタートの合図となった。SUPERSONICでは元々のラインナップからZEDD, KYGOなど1ステージでのエレクトロフェスへと舵を切り、会場・配信含め大成功に終わったことは記憶に新しい。

2.2022年のサマソニラインナップ予想

今回はメインステージ(マリン)とサブステージ3つ(マウンテン、ソニック、ビーチ)のラインナップを予想してみます。

Day 1

(Marine Stage)
The 1975
Official髭男dism
beabadoobee
Nothing But Thieves
藤井 風
マカロニえんぴつ
Inhaler

(Mountain Stage)
Bring Me The Horizon
Royal Blood
Sports Team
Tempalay
Iceage
The Magic Gang
BiSH

(Sonic Stage)
JUNGLE
Dominic Fike
KID FRESINO
カネコアヤノ
羊文学
BBHF
Alfie Templeman

(Beach Stage)
Squid
Claud
cero
青葉市子
君島大空

Day 2


(Marine Stage)
Post Malone
星野源
Dua Lipa
三浦大知
LANY
Creepy Nuts
Inhaler

(Mountain Stage)
東京事変
Sky Ferreira
Conan Gray
Parcels
Vaundy
iri
girl in red

(Sonic Stage)
Jorja Smith
Little Simz
Tones And I
Olivia Rodrigo
chelmico
女王蜂
Celeste

(Beach Stage)
Easy Life
Nulbarich
Beach Bunny
STUTS
ROTH BART BARON

2022年のサマソニ(そしてフジロックも)が目指すテーマがあるとすれば、きっと「失われた2年間を埋め、未来へと繋げる」ではないだろうか。

2020年開催予定だったSUPERSONICの元々のラインナップは、海外の若いアーティストをロック・ポップ中心に積極的に呼んでいた。そこをべースに2021年のSUPERSONICではエレクトロ中心のラインナップであったことから、2022年のサマソニではロック・ポップで構成されるのではないか(という希望)。

Day 1は念願のThe 1975ヘッドライナー。日本での人気もうなぎ登り、2019年のライブ以降彼らのライブをまた見たいと願っているファンの多くと、「The first time we went to Japan was the best thing that ever happened」の大合唱を夢みたい。
そこからマリンステージでは新世代のUKロックを担うアクトや、The 1975からも多大な影響を受け今や盤石の人気を誇るOfficial髭男ismが並ぶ。
Bring Me The Horizon, Royal Bloodとヘビーめなマウンテン、JUNGLE, Dominic Fike, KID FRESINO, カネコアヤノと多彩なソニック、Squidから君島大空までここでしか味わえない世界を楽しめるビーチとどこのステージに行っても各々のテーマをもって楽しめるようなラインナップ希望!

Day2はポップデイとして、Post Malone, 星野源, Dua Lipa, 三浦大知と和洋最強のポップスター集結なマリン、東京事変とSky Ferreiraの強烈なダブルヘッドライナー率いるマウンテン、CelesteからJorja Smith, Little Simzまでのストーリー性が生まれるソニック、Easy life, Nulbarich等々気持ち良すぎる瞬間しかないビーチと多彩で超豪華なラインナップ。


と、半分自分が見たいアーティストを並べて妄想しているだけですが、こんなフェスが来年見られたら本当に夢みたいです。皆さんは来年のフェスで見たいアーティストいますか?ぜひどこでもいいのでどんどん好き勝手に語っていきましょう。それがきっと音楽界の夢を広げていくのですから。

そして最後に、こうして自由に夢を描くための未来を繋いでくれたSUPERSONIC主催のCreativeman様、はるばる日本まで来てくれた海外アーティストの方々、社会からの風当たりがあるなかで確固として出演してくれた国内アーティストの方々、ルールの中で最大限楽しんでいった素敵な音楽ファンの方々、その他フェスに携わる方々に、最大限の敬意と感謝を込めて。

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