人生はわからないもの
35年以上も前に、余命半年と言われた母は、
91歳になりました。
当時、未成年だった私に代わって、お医者さんからの余命宣告を聞いてくれた叔母夫婦の方が、先に天国へ逝ってしまいました。
そんな番狂わせがあるとは、思いもしませんでした。人生は分からないものです。
毎朝、祖父母たちの写真に手を合わせている母。
「今日も、楽しく生きます。」
と言っているそうです。
人の人生はわからないものです。自分の人生もわからりません。明日どんないいことがあるかもわかりません。
戦時中は生きた体験がある方たちは、たくましさが違う感じがします。母よく言いました。
『死んだら、おしましいよ!今を楽しんで生きなきゃ!』
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