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試験まで残り3日【色彩検定2級】

「ユニバーサルデザインの考え方は
今から必要になりそう」

ある日、義母の頼み事に対応してた時に実感。

ワクチンの予約をいつもは電話でしてました。
しかし、繋がらないので仕方なくスマホで予約。
途中まで入力したものの、
メールアドレスの入力につまずいたと
私に助けを求めてきました。

「私はあなた達と一緒に住んでいるからなんとかなってるけど、一人暮らしの高齢者は絶対こんなのできないと思う。ATM使えない人もいるのよ」

スマホの操作をしながら義母はそう言いました。
ネット通販も自力ではできず、
義父にパソコンでやってもらってるそうです。

予約の入力画面を操作しながらふと思いました。

・どんな人でも見やすい色使いに

「スマホは画面大きさはあるから仕方がないけど、文字が小さいと辛いよね」と。

フリック入力も、かな入力なら問題なくできても、
英数字入力になるとボタンが小さくなるため
間違って隣りの字を入れてしまうと言ってました。

今回の予約画面は、背景が白、文字が黒だったので特に感じませんでしたが「色の組み合わせによっては見辛そう」と思いました。

・色の見え方の違い

検定の勉強で、
色覚特性について詳しく学びました。

眼科の視力検査で赤と緑を示され、
「どちらが鮮やかに見えますか?」と
聞かれました。

何のためにやっているか分かりませんでしたが、
色覚特性について学んでから
理解できるようになりました。

色を感知する錐体細胞は3種類あります。
赤、緑、青を感じる細胞です。

男性は20人に1人、女性は500人に1人
特定の色が見えにくい人がいるそうです。
タイプによって見づらい色が変わります。

さらに年を取ると多くの人が白内障になります。
80代にもなるとほぼ100%。
私の祖父母も白内障の手術をしたことがあります。

白内障になると水晶体が黄色く濁ってきます。
特に青が見づらくなるそうです。
高齢者でガスコンロを消すのを忘れて
火事になって背景がわかりました。

・背景と文字の色の関係

白背景なのか、黒背景なのかによっても
見やすい文字の色が変わってきます。

白だと赤い文字が一番見やすくなりますが、
黒背景だと黄色が一番見やすいです。

背景の中で文字が見づらいのは青。
実際にテキストの色を見てみましたが、
読みづらいです。
黒背景に青い文字だと
高齢者の人は読めないそうです。

文字の見やすさには、
色の組み合わせ以外の要素もあります。
背景と文字の明度差をつけることです。

白と黒の組み合わせが見やすいのは
明度差があるからです。
白は明るいけど、黒は暗いです。

色相が違っていても明度差がないと見づらいです。
テキストによく出てくるのは
緑背景と赤い文字の組み合わせです。
目が疲れていると特に背景と文字の色が
混ざり合ってるように見えます。

例はこちらです。

読む人が見やすい色の組み合わせを考えないといけないと感じました。

・スマホのサイトやポスターを作るとき

noteの更新だと、色を指定することができないので、考えることがありません。

ホームページを作る時は、背景の色や文字の色を意識しないといけないと学びました。

これからスマホのサイトを作るときに、
読みやすさを意識する必要があると、
考えさせられました。

以上、ちえでした。
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