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なぜ並んでるのか

B'zのグッズ売り場を夫と並びながら、
ふと思ったことがあります。

T シャツ、パーカー、キーホルダー…。
どう見たって一般的なものに比べて高価なのに
どうしてこんな長時間並んでいるんだろうか。
滑稽に思いました。

最終的に2時間並び続けることになりました。

・お目当てのものが

夫が一番狙っていたのは、会場限定のメモリアルプレート。
販売が始まる前から並ばないと手に入らなくなったため、開演5時間も前から並びました。
来た時点で既に長蛇の列。
出遅れたことが分かりました。

「メモリアルプレート売り切れました」

このアナウンスの後、メルカリの画面を見たら10件以上出品されました。

「転売する人たちは、金儲けのために欲しくもないものを買い漁って、高値で売って儲けるからいいかもしれない。
一方、本当に欲しかった人たちが買えなかったり、定価の何倍もの値段で買わないと入手できない状態なのはいかがなものか」

怒りがわいてきました。

定価の3〜4倍の金額なのに売れているものもありました。
夫に状況を話したら「ほしいけど、意地でもこんな値段で転売ヤーから買いたくない」とのことでした。

・売り切れたのはこれだけではない。

余談ですが、売り切れたのはメモリアルプレートだけではありません。
4種類ある T シャツのうち、一種類が売り切れました。

T シャツも買えないほどではないけど、
ユニクロのTシャツ3枚が買える値段です。

「それでも買いたいと思うのはなぜか」

そんなことを考えてました。

・物価高だけど、給料は上がらない

今のご時世、物価高なのに給料は据え置き。
更に税金も上がり続けています。
自由に使えるお金は減ってます。
更にグッズは一般的な商品に比べて高価です。

それなのに、なぜこんなに人が殺到しているのか不思議に感じました。

余談ですが、WBCのグッズが飛ぶように売れていたそうです。
そのニュースに対して、「何だかんだ言いつつ、みんな金持ちだな」とコメントしていた人がいたことを思い出しました。

「それでもほしい」と思わせる魔力があると考えました。

・値段だけで決まらない

限定グッズを買うために並んだ私たちも、
Tシャツやタオルを買った人たちも、
物自体を求めているわけではないと気づきました。

私たちなら「ライブに行った記念」がほしかった。
ツアーのTシャツ、タオルを買った人は、それらを身につけてライブの時間を楽しみたいと思って買った。

物に「付随するもの」に価値を見出していると気づきました。
それが大きいものほど、高値で売れると実感しました。

・まとめ

炎天下の中、2時間も立ちっぱなしで並びました。
夫と並んだのでずっと話して紛らせていたけど、書籍やスマホなど暇つぶしグッズがないと辛い状態でした。

冷静に考えたら、「私たちは何をしてるだろうか」と滑稽に感じました。
しかも、売り切れで買えませんでした。

何に価値を感じて、わざわざ長時間並んだのか考えされられる出来事でした。

以上、ちえでした。
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