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常連ですけど、何か。

「図書館で借りるなんてケチくさい」
「本代くらい払えよ」…など
お金の面から否定する意見。

「借りる本はよくない念が溜まってるから
新品を買うべき。中古もダメ」…など
風水などスピリチュアルの観点から否定する意見。

こんな意見を過去に見てきました。

それでも図書館通いをやめません。
その理由は4つあります。

1.お金のブロックを外すため。

直木賞芥川賞の受賞作が発表されました。
「今はどんな時代か」を繁栄しています。
興味を持ったのはここ最近。
過去の受賞作はほとんど読めていません。
ましてや候補作になると手が回りません。

直木賞候補作は1冊あたり2000円前後。
芥川賞候補作は1冊あたり1500円前後。
すべて購入したら、17000円前後。

本予算は、大体月あたり5000円。
これだけのお金を出すのはハードルが高いです。

お金のことを考えると、
一気に読むモチベーションが下がります。
図書館はそれを考えずに済む場所です。
ありがたく感じます。

2.古い本はむしろ図書館の方がある。

去年の夏頃、統一協会が話題になりました。
その時、最初にやろうとしたのは
統一協会について書かれた書籍を読むことでした。

しかし調べてみると、
良さそうな本は、30年以上前に出版。
Amazonでも楽天ブックスでも
メーカー取り寄せ。
いつ入手できるかがわからない状態でした。
そもそも出版社に在庫があるかすらわかりません。

メルカリなどの中古市場で調べても同様。
そもそも見つかりません。

困った私は、図書館で相談したら、
県内にある別の図書館に置いてあることが判明。
図書館同士で、本を相互貸出することができます。それを利用して無事に読むことができました。

4、5年くらい前までの本なら書店にもあります。
そこそこ売れていたものなら、
ネット通販でもあるでしょう。
しかし、それ以上前のものになると
ネット通販ですら売ってないことがあります。

古い本はむしろ、
図書館の方がありそうと感じました。

3.調べたいテーマから書籍を探すのに便利

以前、ココナラの依頼で、
薬の副作用についての書籍を
調べることになりました。

近くの図書館にも何冊かは置いてありましたが、
情報量が明らかに足りません。

お世話になってる司書さんによると、
うちの図書館は比較的新しいため、
蔵書数が少ないとのことでした。
そこで調べてもらい、他の図書館から相互貸出を依頼していただきました。

驚かされたのは県立図書館の蔵書内容です。
大学の図書館でもないと置いてなさそうな専門書まで置いてありました。
「よくこんなものが置いていたなぁ」と感心。

メロディアスライブラリーで放送される本の半分は、うちの図書館に置いてません。
他の図書館に相互貸出を依頼することがほとんどです。一番よく来るのが県立図書館からです。

「なぜ県立図書館で、こんなに豊富な種類の本を置いてあるんだろうか」考えたら、その立地に秘密がありました。

今は違う場所に移動しましたが、
かつて近くに九州大学のキャンパスがありました。
大学の図書館だと借りられてしまうので、
県立図書館で求める人が一定数いると想定。

県立図書館に在庫があると、一週間ぐらいで届きます。田舎の小さな自治体暮らしの私にとってはありがたい制度です。
近所の図書館と同様を「いつもありがとうございます」と拝みながら読んでます。

4.積読防止

買っただけで満足して
読まなかったことはありませんか。

図書館から借りると、期限があります。
冊数は無制限でも
期間は無制限ではありません。

期限があると、「それまでに読まなきゃ!」と
高い確率で積読になるのを防げます。

私の場合は返却期限もですが、
メロディアスライブラリー放送分なら
「放送日には間に合わせる」と思いながら
読むことがあります。

・まとめ

図書館がなければ、「予算が厳しい」の一言で、
本を読むのを躊躇ったことでしょう。

以下の条件に当てはまらなければ、
図書館で借りることを選択肢に入れます。

・2度以上読む。
・発売してから半年経ってない。
・すぐに読みたい。
・動画コンテンツなど購入者特典があるもの。

ほとんどの本は一定期間経つと
メルカリに出品して手放します。

図書館に借りてきた本でも何度も読み返すものは
改めて購入することもあります。

「本の内容は1500円以上の価値がある」
そうわかっていても、なかなか月に何冊も
欲望のまま購入するのは難しいです。

いつでも借りて読める場所があると思うだけで、
読むモチベーションの助けになってます。

今後も図書館が
人が集まる賑やかな場所になるといいなぁと
本好きとして思います。

以上、ちえでした。
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