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普通って何?

「変わってるよね」「変人だよね」

生まれてから34年間。
何度言われたかわかりません。

正直なところ、自分は「普通の人間」と思ってます。
なぜこんなことを言われてるのか分かりません。

「そもそも普通って何?」と疑問です。
今回、掘り下げていきたいと思います。

・前に倣えの文化

お世話になってる図書館の司書さんから聞いた話。
その方は中学生の娘さんがいるそうです。
「私の時代よりも前に倣えって感じらしい。大変そう」と話していました。

子どもがまだ学校に上がっていないので、実態は分かりません。
私の時代に比べて「みんなと一緒でないといけない」という脅迫観念が強くなってると聞きました。

私の場合、中学校までそういう空気が流れていました。
正直なところ、周りと馴染めませんでした。
その時代の友人はいますが、その人も似たような状態でした。

大人になったら個性がないと埋もれるのに、
それに反して子ども時代は
徹底的に同化政策を取られています。

「うまくいかないのも無理がない」と
矛盾を感じます。

・逆に難しい

中学校とは大きく変わり、高校入学以降、無味無臭な人を探す方が難しくなりました。
自己主張が激しいか控えめかくらいの違いです。

「そもそも普通の人ってどんな人か」と聞かれ、
定義できないので探しようがないですよね。

通ってた学校によるのかもしれませんが
私が通ってた高校は個性的な人ばかりでした。
逆に普通の人を探すのが難しいぐらい。

そういう集団は気楽なことに気づきました。

個性的な人ばかりなので、それが当たり前。
自分と違う人がいても、目くじら立てる人がほとんどいないことに気づきました。

この傾向は大学に入ってからも続きました。

・「この人には敵わない」と思った人から

数々の個性の強い人たちと出会ってきました。
高校1年生の時、同じクラスだった人で
「この人の個性の強さには敵わない」と思っていた人がいました。

漂わせるオーラもですが、しっかりした自分軸を持っている人です。

ある時、その人から衝撃的な一言を言われました。

「○○※(の個性の強さ)には敵わんわ」
※高校時代の私のニックネーム。

…しばらく固まったのは言うまでもありません。
「この人に言われる私、どんだけ!?」と思いました。

余談ですが、彼女はある有名な私立大の文学部に進学し、博士課程まで行きました。
研究者を目指しているようです。

「自分が死んだ時、世界中の人から「惜しい人を亡くした」と言われて死にたい」と言ってました。

彼女、元気にしてるかな。

・まとめ

結局、普通の人がどんなものか分かりませんでした。

周りの空気に徹底的に合わせられる人?
それとも、同化できる人?
それくらいしか思いつきません。

確かに普通の人になれるかもしれません。
しかし、本当の自分を押し殺しているし、長くは続けられないと実感します。

長い間「変わってるね」と言われ続けましたが、
今となってはよかったと思います。

「前に倣え」を忠実にやってたら、
今こうやって発信していません。
つまらないから誰も見てくれないかも(笑)

今、周りに変わってると言われて、
辛い気持ちの人もいるかもしれません。
「それでいいじゃない」と言いたいです。

「変わり者、バンザイ!」

以上、ちえでした。
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